ブラジル太鼓協会(渡部一誠会長)は『第14回ブラジル太鼓コンクール』を30日午前8時半から、サンパウロ市文協(Rua Sao Joaquim, 381)の大講堂で開催する。入場券購入には同協会への申し込みが必要。前売りは30レ、当日は40レ。
毎年この大会では熱気あふれる演奏が次々に披露され、応援団の声援と合わさって、若い日系人のほとばしるような勢いが感じられるイベントになっている。
サンパウロ州各地のほか、リオ州、パラナ州、ブラジリアなどから44チームが参加するほか、亜国から「アカスソ太鼓」も特別出演する。
ミリン(12歳以下)、ジュニア(18歳以下)、リブレ(19~44歳)、マスター(45歳以上)、大太鼓一本打ちの5部門に分かれ、1年間の練習の成果を披露する。
ジュニアの部優勝チームには第20回日本太鼓ジュニアコンクール(来年3月、石川県金沢市)への出場権が与えられる。昨年はカッポン・ボニート市の源流太鼓が出場し、5位に入賞した。
渡部会長、田中マルコス副会長、松本フェリッペ事務は「亜国からも参加があり、たくさんの対鼓チームが出場する。ぜひお越しください」と来場を呼びかけた。
問い合わせ、チケット申し込みは同協会(電話/11・3341・1077、メール/abt@taikobrasil.com)まで。