【既報関連】勤続期間保障基金(FGTS)の休眠口座の資金引出期間が7月31日で終わったが、病気や身柄拘束中といった事情の人は、この期間が18年一杯延長される事になった。
7月31日付現地紙サイトによると、15年12月31日までに自己都合退職、または正当な理由で解雇され、FGTSが引き出せなかった人の口座の資金は、7月19日までに、428億レアル引き出された。
この金額は2530万人が引き出したもので、政府が準備した436億レアルの98・33%に当たるが、7月19日の時点でまでに資金を引き出してなかった人は、休眠口座を持つ労働者の11・3%の500万人いたという。
引き出し最終日の7月31日には、まだ引き出してなかった人達が長蛇の列をなしたという。
なお、期日内に銀行に行けなかったが、18年まで引き出しが可能な人は、重篤な病気である事や身柄を拘束されている事を証明する書類(医師の診断書や裁判所などが出す証明書)を提出する必要がある。
他方、FGTS同様、連邦貯蓄銀行が扱う、労働者に関わる用件には、アボノ・サラリアル(AS)がある。ASは、最低賃金二つまでで最低5年間正規雇用され、該当年も30日間以上働いた労働者(雇用主が情報を正しく登録している事も必要)に支払われる。
17/18年度のASは、7~12月生まれなら誕生月の半ば以降(7月の人は27日、8月の人は17日、9月の人は14日など)から、1、2月生まれの人は18年1月18日、3、4月生まれの人は同2月22日から、5、6月生まれの人は3月15日から払い出しが始まる。ASは該当年の労働月数により、最賃の12分の1から一つ分が払われる。
また、7月28日付官報には、年金や恩給などの受給者への13カ月給の半額は、最賃一つまでの人には8月、二つ以上の人には9月から払い出される事が記載された。残り半額は11~12月に支給される。