リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)は、15、16日の七夕祭りで集まった短冊約5万枚の「お焚き上げ」を7月30日午前、サンパウロ市ファグンデス街の空き地で行った。当日は、県連日本祭りの在聖総領事館ブースでの七夕イベントで集められた短冊も一緒に焚き上げられた。
南米大神宮の逢坂和男神主が焚き上げ式を取り仕切り、修祓、遷霊、献饌、玉串奉奠、撤饌などの儀を次々に行なった。
関口ひとみ首席領事は「20万人という南米最大の七夕祭り。ブラジル市民の願いが込められた短冊が、今日焚き上げられて天に届きますように。七夕がずっと続くよう願います」と挨拶した。
池崎会長が神棚の火を、山のように積まれた短冊に移すと、次々に周りからも投げ込まれ、5万人の願いが煙と共に天に昇っていった。