サッカーブラジル代表FWネイマールの、スペインのFCバルセロナからフランスのパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が正式に決定し、4日の朝(ブラジリア時間)にパリで記者会見を行った。
今回の移籍で最も大きな話題となったのは、PSGからFCバルセロナに払われた違約金だ。2・22億ユーロ(290億円相当)の違約金は、これまで最大だった、ポール・ポグバが昨年、ユヴェントスからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した際の違約金1億500万ユーロを大幅に上回り、サッカー史上最高額だ。
会見でネイマールは「ここへきたのは新たな挑戦のため。お金のためでも、FCバルセロナではメッシの2番手扱いされるからでもない」「今はとても幸せ。早くプレーしたい」「移籍は人生において最も難しい決断だったが、最後は自分の心に従った」「FCバルセロナの元チームメイトには感謝している」「まだ監督とは会っていないが、彼が望むならキーパーでもやる」などと語った。
翌日にフランスリーグ開幕を控えている事を向けられると、「サッカーをすることは、自分が一番好きな事。明日のプレーが無理な理由はない」と返した。