先月、ポーランドのグロツワフで開催された世界相撲選手権大会で、スザノ出身のルシアナ・ワタナベさん(32)が、軽量級で銀メダルを獲得した。
4年に一度開催される同大会。ルシアナさんは、13年に開催されたコロンビア大会に続き、2大会連続での銀メダル獲得となった。同年には、本紙が主催する57回パウリスタスポーツ賞の栄誉に輝いた。
ジョルナル・ニッパク紙の取材に対し、「もう一度、決勝戦に進出できたことを嬉しく思う」とした一方で、「決勝であたったウクライナ人選手は手強かった」と悔しさを滲ませた。
だが、「世界選手権は素晴らしい大会。参加する度に異なる。驚きに満ちており、素晴らしいもの」と語り、「もう一度この舞台に戻り、再び挑戦したい」として、4年後の大会を見据えた。