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《ブラジル》父の日商戦3年ぶりに回復=前年比で売り上げ2・5%増

 ブラジルでは父の日は毎年8月の第2日曜とされており、今年は8月13日だった。
 ブラジルのサンパウロ市に本拠を置く、ラテンアメリカ有数の市場調査会社セラーザ・エクスペリアン(SE)社の調査によると、今年のブラジルでの父の日商戦の売り上げは、昨年までの2年連続前年割れから一転の前年比増を記録した。
 ブラジル全体の、今年の父の日直前1週間(8月7~13日)の贈答品の売り上げは、昨年の父の日直前1週間(8月8~14日)と比較して、2・5%増加した。昨年は前年同期比で8・1%減、2015年は同5・1%減を記録している。
 SE社は、インフレ抑制とそれに伴う金利の低下、3月から7月末まで行われた勤続期間保障基金(FGTS)休眠口座の引き出し解禁などが、今回の売り上げの回復に繋がったと見ている。
 父の日2日前から、父の日当日までの3日間の売り上げを比較すると、今年は昨年比で1・3%増だった。
 サンパウロ市に限定すると、父の日直前1週間の売り上げは前年比1%増で、直前3日では3・9%増だった。(14日付G1サイトより)