ブラジル日本語センター(立花アルマンド理事長)の事務局長に、池本千草さん(二世)が今月1日から着任した。池本さんは2004年から事務員として、日語学習者向けのイベント運営に関わるなど同センターの運営に尽力してきた。
池本さんの着任は先月27日に行われた理事会で決定。ともに来社した諸川友朋副理事長は「池本さんは業務内容を全て把握しており、事務局長の仕事をこなす能力もある」と太鼓判を捺した。
池本さんによると、最近の日語教師は土曜日も授業の予定が入るなど、自分の勉強に割く時間が取りづらくなっているそう。「忙しい日語教師向けの通信講座など、時代に合わせた対応をしていきたい」と語った。
また「日語教師が生徒に対し大きな愛情を持って、真剣に日語を教えている姿を見ていると本当に感動する」と述べ、「日語教師のためにも、センターが立派に長く続くように貢献したい」と今後の活動に意欲を見せた。