農業技師の長井邦夫さんが主催する『第5回持続可能な農業セミナー』が19日午前9時より、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で開催される。入場無料。ポ語のみ。
3年前に開始された同セミナーは、化学肥料の影響で土が荒れ、農業を離れる日系人が増えていることに、長井さんが危機感を覚えたことから始まった。微生物を用いた土壌作りによって代々続けられる農業にすることで、地方日系社会の活性化に繋げることが狙いだ。
前回は、農業関係者や農科大学生など90人近くが参加し、盛会となったという。
今回の講演は、前回に続き、果実栽培の専門家であるトクナガ・タカヒロ氏による「ゴイアバ栽培法」、全伯を隈なく歩き珈琲栽培のコンサルタントを行っているエリオ・カザーレ氏による「コーヒー持続栽培法」が行われる。
問い合わせは、長井さん(11・99939・6480)、宮城県人会(同・3209・3265)まで。