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サンパウロ市地下鉄=バス・ターミナルを民営化=1号線と3号線の15カ所で

 サンパウロ州政府は17日、サンパウロ市の地下鉄と連結する15のバス・ターミナルの運営権を、40年間の期限付きで委譲することを正式に発表した。17日付伯字紙が報じている。
 対象となるのは地下鉄1号線と3号線に接続するターミナルで、1号線はパラーダ・イングレーザ、サンターナ、アルメニア、アナ・ローザ、3号線はバラ・フンダ、タトゥアペー、カロン(以上三つはターミナルが二つずつある)、ブラス、ペーニャ、ヴィラ・マチルデ、パトリアルカ、アルトゥル・アルヴィンの15ターミナルとなる。
 ジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事は、これらのターミナルを民営化することで、年間240万レアルに上るターミナルの管理費を地下鉄の経費から除くことができると見ている。
 同州メトロポリタン交通局では、これらの15ターミナル中、七つで、最低8万5千平米のターミナル・ビル建設を計画しており、最低でも2億7千万レアルの投資がなされると期待している。