チェス日本協会主催の「全日本女子選手権」が8月5、6日に東京都大田区民センターで開催され、サンパウロ市在住の星野華怜選手(かれん、16、ミラソウ学園チェス部)が初優勝を果たした。スイス式(トーナメント方式)6回戦(60分+秒/手)で3勝0負3分。
同大会は、来年9月23日から10月7日にジョージアのバトゥミで開催される「第43回ワールド・チェス・オリンピアード」の日本女子代表選考(上位5人)を兼ねており、星野華怜選手が代表権を獲得しするのは今回が4回目。
「ワールド・チェス・オリンピアード」は2年に1度開催され、180前後の国と地域が参加する。オープンの部及び女子の部(2カテゴリー)の国別対抗団体戦が行なわれる。
妹の星野美怜選手(めいりん、12、同チェス部卒)は暫定7位以降(2勝2負2分)だった。