グループ結成15周年を祝し、プロの和太鼓グループ『生』(木下節生代表)による「15周年記念演奏会」が、サンパウロ市ベラ・ビスタ区のセルジオカルドーゾ劇場(Rua Rui Barbosa,153)で来月2、3日に行われる。
02年に木下代表と妻・光恵(47、奈良)さん、奈良県の和太鼓グループ所属の日本人2人で結成された同グループ。06年からは当地のメンバーに加え、現在、30代を中心とする6人で活動する。
およそ120人の生徒を抱える太鼓教室を運営する傍ら、進出企業の祝賀行事等でプロとして演奏を行う同グループ。昨年には、津軽三味線「吉田兄弟」との共演や、リオ五輪期間中に開催された東京五輪紹介イベント等でも出演したという。
木下代表は、10年に東京で開催された和太鼓大会にブラジルから初出場した実力の持ち主で、同グループはサンパウロ州教育局やSESI(社会・工業サービス)からポピュラー音楽賞を受賞する等、実力は折り紙つき。
本公演では、伝統的な秩父屋台囃子や民謡、サンバのリズムを取入れた独自の演目が披露されるという。
案内のため来社した木下代表と岩本光恵さんは、「今まで続けられたのは、応援してくださった皆様のお陰。節目の年に、感謝をお伝えできれば」と来場を呼びかけた。
2日午後7時15分からと3日午後2時からの公演のチケットは完売。2日午後5時からのチケットも残り僅か。27日まで30レアル。以降は60レ。購入は、同劇場(11・3288・0136)もしくはイングレッソ・ハピド(https://www.ingressorapido.com.br/compra/?id=59453#!/tickets)まで。