9月2、3日にコロニア・ピニャール文化体育協会で開催される『第5回びわ祭り』のため、サンパウロ市の安心トラベル旅行社はツアーを企画した。当日は、リベルダーデ広場に朝6時半集合、7時出発。現地に10時到着予定。帰路は、15時半に現地を出発し、18時半に到着予定。びわ一箱付きで、125レアル。振込みは26日までにイタウ銀行の同社口座(Ag. 0177 C/C58781-3)まで。問合せは同社(11・3274・6033/3207・6030)まで。
◎
俳誌『蜂鳥』(富重久子発行人)337号が刊行された。《爪あとの残るお城に桜咲く》(間部よし乃)は熊本地震被災地訪問で詠んだ旅吟。《伝来の味噌漬けマモン移民村》(大槻京子)も文字通り味わい深い。作者の住むモンテ・アレグレのことだろうか。青いマモンを漬物にすることを最初に思いついた人が誰か分かったら、ぜひ「コロニア・ノーベル賞」をあげたいもの。《短日や句会終れば主婦の貌》(橋鏡子)も生活感のある作品。《二万キロ離れて遠き雪の里》(富岡絹子)の作者の故郷は雪深い東北か北海道なのだろうかと想像させる。地球半周2万キロ、実際は遠い。でもNHKで見ると近い。そのギャップを考えさせる作品。