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334人出場で盛大に=サンカエターノ・カラオケ大会

 

大会の様子(提供写真)

大会の様子(提供写真)

 サンカエターノ・カラオケ会(寺田専登(せんと)会長)は、同市の公式文化行事の一環として『第29回サン・カエターノ』を7月30日、南サン・カエターノ総合大学内講堂で開催した。
 例年、全伯カラオケ大会(ブラジレイロン)の前に開催される同大会。だが、会場の日程が合わず、大会後に行われることとなったため、主催者側には懸念が広がっていた。でも58団体から334人の参加者が集い、大盛況で幕を閉じた。
 大会は全34部門で競われ、参加者は日頃の成果を競った。95歳の最高齢というフカノ・マサミさん、「まるで歌うために生まれてきた人」と評されたタシロ・アンジェリカさんらが受賞に輝いた。
 大会を終えて寺田会長は、「皆様の援助と協力を下に無事終えることができ、遠方から多く来場して頂き厚くお礼を申し上げたい」と謝意を滲ませた。
 「来年は移民110周年を迎えるとともに、同会も30周年の節目。鏡開きや記念品贈呈なども用意し、盛大に大会を行いたい。皆様と再会できるのを楽しみにしています」と呼びかけた。