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東西南北

 現在、下院議長代理を務めているアンドレ・フフッカ下議が連日、伯字紙で話題だ。まだ下議第1期の28歳で、童顔ですごく健康的な肌つやの上、毛髪量が多く、前髪を下げた髪型ゆえに、実年齢以上に「お坊ちゃん」のイメージが強い。同下議が議長を務めることになったのは、テメル大統領の中国出張中、大統領職を代行するロドリゴ・マイア下院議長の代行役を務めるはずのファビオ・ラマーリョ副議長が、大統領と共に中国に向かったための「代理の代理」ゆえだ。そんなフフッカ氏の29日の仕事はマラニョン州の市長たちの接待だったが、その中には同氏の父、フフッカ・ダンタス氏の姿も。息子の仕事ぶり、父の目にはどう映ったか。
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 30日付アゴラ紙によると、サンパウロ市北部ヴィラ・ノヴァ・カショエリーニャにある墓地の荒廃ぶりが目も当てられないものになっているという。同墓地の片隅にうず高く積もったゴミの山の中には、死者を入れていたはずの棺や人骨までもが見受けられる惨状だという。墓地の中には麻薬常習者がたむろし、小さなクラコランジアまで作られているようだ。これでは埋葬されていた方々も浮かばれまい。
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 今日は午後10時より、サッカーW杯南米予選、対エクアドル戦がリオ・グランデ・ド・スウ州ポルト・アレグレのグレミオ・アリーナで行われる。この模様は、グローボ局で午後9時45分から終了まで生中継される。もう既にW杯行きが決定している分、セレソンは気が楽だが、本番に向けて調子を下げたりしないよう、緊張感を持ったプレーを期待したいところだ。