19日より、全国20州と連邦直轄区で郵便局のストが行われている。20日付伯字紙サイトが報じている。
今回のストに参加しているのは、全国郵便電信企業労働者組合(Fentect)の傘下の郵便局で、アクレー、ロンドニア、ロライマの3州を除く、全国の郵便局がストに入っている。
サンパウロ州では、系列の異なるサンパウロ市とバウルーはまだストに入らず、協議は来週行われるが、これら2市でもストには入るものと見られている。
郵便局の発表によると、ストは部分的なもので、現時点では窓口業務などには支障がなく、93・17%が機能しているという。
組合側は8%の給与調整を求めて協議中で、郵便局側と40日交渉したものの折り合いがつかず、ストに踏み切ったという。
組合員側は同時に、郵便や銀行業務を困難にする郵便局支店の閉鎖や退職制度、休暇などに関しても不満を抱き、協議中だという。