この記事を10月2日に書いてますが、衆議院を9月25日に解散、10月10日公示、10月22日投開票を安倍晋三首相が表明したら、小池百合子都知事が「希望の党」の立党、前原誠司の民進党の解党的決断で民進党員の「希望の党」の立候補者仕分けとも言うべき「希望の党」の理念である「憲法改正」「安保保障関連法」に対して、是非を問う。
これまでの各人の主張による仕分け選考、枝野幸男を中心とする民進党のリベラル派による「立憲民主党」の立ち上げと、刻一刻と目まぐるしく激変する日々である。
日本の政界の動向が今まさに世界中の注視の的となっているが、特にこれからの起こる事を当たるも八卦で予言すると、
1、小池百合子都知事は今回の衆議院選に立候補する。
2、10月22日の衆議院の当選結果の予測をすると、小池百合子が衆議院に「希望の党」の党首として立候補し、全面的に選挙の最前線で戦った場合、議席数は自民党200、「希望の党」165、公明党35、共産党25、立憲民主党15、維新15、無所属10、計465議席となる。
もし、小池百合子が衆議院選に立候補出馬しない場合は、自民240、「希望の党」125議席の結果となる。
1について説明すると、小池百合子は都議会閉会直後の10月8日か9日に衆議院選に立候補を表明する。小池百合子は現在満65歳という年齢を考えると、今が最大のチャンスである。では、後任の都知事を誰を推挙すれば都民も日本国民も期待、納得するかというと、元大阪府知事・前大阪市長の橋下徹である。
勿論、東京都知事に立候補し、都知事選で当選するよう小池百合子も自分の継承者として全面的な支援をする。正に、当たるも八卦当たらぬも八卦であり、この4、5日間がワクワク感で一杯である。
民進党よりの「希望の党」への入党、衆議院立候補希望者に「希望の党」の立党理念である「憲法改正」「安保保障関連法」に対する是非を問い、選考の基準として入党者を決定するのは正しい。思想の相違を基準とせず単に議員の数合わせで政権を取った場合、つまり、小沢一郎的手法は日本新党、民主党の例からも失敗する事がはっきりしている。
では、一体自民党と「希望の党」との党是、理念の違いはと言うと、あまり違いはないと思う。では、何が違うかと言うと、しがらみのない政治的手法である、国民への情報の公開、政策の決定過程の透明性、国民への納得性である。
2について説明すると、現在の小池百合子都知事の心理を私の下手な歌で表現すると、「果たすべき志は二つ身は一つ 如何に処すべきこの身なりけり」で、東京都知事のまま「希望の党」の衆議院候補者の支援をすべきか、都知事を辞任し自分も衆議院選に立候補すべきかという狭間に悩んでいると思う。
小池百合子は今回の衆議院選に立候補すべきである。彼女の現在の65歳という年齢から言っても、徳川家康ではなく豊臣秀吉の「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」、我れ巌頭の馬たらんの覚悟と、我れ日本の柱とならん、我れ日本の眼目とならん、我れ日本の大船とならん、政治家を志した初心を貫き、10月22日に日本の70年余の念願である「自主憲法の制定」を自民党と「希望の党」の二大保守政党の誕生により協力し合い、一日も早い誕生をするよう努力すべきである。
尚、安倍晋三総理の消費税10%の値上げは、当分凍結するという「希望の党」の主張が現時点では私も正しいと思う。まず、経済成長のパイを大きくしてその税収を図り、経済がバブル傾向が出る可能性が見えた時点で消費税を上げるべきであり、「希望の党」は選挙公約に、まず塊より始めよで、議員報酬の一割削減、待機児童の規制緩和を図り、団塊世代のボランティア活動により待機児童の減少を実現化させる、具体的な政策を主張すべきである。(記載中の姓名の敬称は略しました。10月2日記)