ノルウェーの石油大手スタトイル社は4日、再生可能エネルギー会社のスカテック・ソーラー社との合弁会社を立ち上げ、ブラジルで太陽光発電所を建設する事を発表し、太陽光発電部門への第一歩を踏み出した。
過去2年間の石油価格下落の影響を受けて、欧州の石油会社は、新しい収益源を追求するために、太陽光発電など、再生可能エネルギー部門への進出を図ってきた。
スタトイル社は2500万ドルを投じて、スカテック社がこれから建設するアポジ複合企業体(APODI・発電量162メガワット)の株式40%と、APODIが進めるブラジル北東部への太陽光発電エネルギー計画を実行するために設立された会社の株式50%を取得する事で、再生可能エネルギー部門への注力の度合いを強める事となる。
スタトイル社は、「APODIへの投資は、当社の太陽光発電業界への進出の第一歩である。当社はこの部門を成長がみこめ、柔軟で収益性の高い部門だと見ている」とした。(4日付exame、ロイター、UOL各電子版より)