ピアウイ州の刑務所で1日、強姦犯が収容されている房内で13歳の少年が発見されるという事件が発生した。4日付現地紙が報じている。
事件が起きたのはピアウイ州北部にあるコロニア・アグリコーラ・マジョール・セーザル・デ・オリヴェイラ刑務所で、1日の未明、看守が見回りをしていた際に発見されたという。
少年は半裸状態で、強姦罪で服役中の65歳の強姦犯のベッドの下にいたという。発見された時点で、既に少年は16時間そこにいたという。
父親によると、少年は両親と共に以前から知り合いだった囚人を訪問した後、「このおじさんと一緒にいたい」と主張して、自分から刑務所内に残ることを希望したという。父親は1日に刑務所に働きに来るから、その時に少年を連れて帰るつもりだったという。
少年の居残りは刑務所の許可もなく行われたもので、少年の両親は1日に来た際、その責任を問われて一時拘束された。 少年には襲われた痕跡などは見られず、釈放された両親と共に1日に自宅に戻った。
だが、警察や児童相談所で少年や母親が行った供述によると、少年が刑務所に寝泊りしたのは初めてではなく、少年やその兄弟は刑務所に泊まった際、草履や食べ物などをもらっていたという。少年とその兄弟3人は4日、青少年保護施設に収容された。