ブラジルの国民的人気漫画『モニカ』の作者マウリシオ・デ・ソウザさん(81)が、9日に、日系ブラジル人が多く居住する滋賀県湖南市を訪問する。日系人妻を持ち、同市内日枝中学校で外国籍児童への教育に精力的に励んできた青木義道教諭の存在を知り、外国籍児童を多く抱える同市内の教育現場に、昨年来から著書や学習用スタンプなどを寄贈するなど支援してきた同氏。その感謝の意を込めて「感謝の集い」が、9日午後1時から3時まで、同市西峰町のサンヒルズ申西で開催される。入場無料。日系の中学生や保護者が日本の生活について話をしたり、太鼓や剣道等の日本文化紹介も行われるとか。まもなく四世ビザ解禁も迫るなか、日系ブラジル人子弟の教育問題を真剣に考えるきかっけになって欲しいところか。
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太鼓指導者の蓑輪敏泰さんは12、13日にコロニア・ピニャールで「和太鼓リーダー研修会」を行なう。蓑輪さんは、JICAシニアボランティアとして3度に渡って当地に派遣された経験を持ち、現在は自主的に来伯し指導に当たっている。研修内容は「チームのレベルを上げるには」「組織をうまく使うには」「日本での研修について」「日本語の重要性について」。宿泊費は1泊目(前日到着の場合)35レアル、2泊目65レ。食費は50レ、申込料は20レ。参加希望者は6日までに蓑輪さん(メール=minowa.taiko2017@gmail.com)に連絡すること。
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