来年10月の投票日まで1年を切り、そろそろ大統領選関係のニュースも気になりはじめるところだが、ダッタフォーリャの調査によると、ブラジル人の場合、教会の実力者の薦めなどに関係なく、自分の意思で投票するという人が80%を超えるという。「薦めに従う」という人はカトリックで6%、福音派でも16%に過ぎなかった。ただ、その反面、「宗教的信仰を持たない候補者」は52%が拒絶率を高い傾向があり、福音派候補の24%、カトリック派候補の16%を大きく上回っていることもわかった。こうした宗教的な背景で、大統領選の投票日に最も恩恵を受けることになるのはどの候補か?
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20日夜、サンパウロ市南部サント・アマーロのノッサ・セニョーラ・デ・サバラー大通りで、自転車に2人乗りしていた男子高校生2人が、猛スピードで走ってきた飲酒運転の車に追突され、共に命を失った。2人は学校からの帰りで、追突された瞬間に共に前方に投げ出され、1人は電柱で頭を強打、もう1人は道路に倒れ、バスの下敷きとなったという。証言者によると、運転手はかなりの速さで蛇行運転をしていたという。運転手は800メートル先でやっと止まったが、救助もせず逃げようとしたという。
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サッカー全国選手権。このところ好調のパルメイラスは敵地ポルト・アレグレでのグレミオ戦を3―1で快勝。ヴァレンティン新監督に代わってからこれで3連勝で、順位も一気に2位に浮上。首位コリンチャンスの背中が見えるところまで来た。3位サントスまで、サンパウロ州勢同士での首位争いも楽しみになってきた。