レジストロ日伯文化協会と日蓮宗恵明寺による共催で『第63回レジストロ灯篭流し』が11月1、2日、リベイラ川畔のベイラ・リオ広場で開催される。
当地のお盆であるフィナードス(死者の日)に併せて行われる。1日午前9時からサウダーデ墓地で慰霊法要式典があり、午後7時から広場で民謡、和太鼓、盆踊り、祭りダンスなどが深夜までおこなわれる。
2日は午前9時から生長の家ブラジル伝道本部による国道116号線交通事故犠牲者への追悼法要。例年と異なり、今年は11時から屋台が並び、余興も行われる。
午後5時からはリベイラ川のお清め式、6時に先没者追悼法要、7時から灯篭流し。その後、8時から盆踊り、民謡などの催しが行われ、10時に打上げ花火が上がる。
そのほか、2日には今回初企画という、SESCによるブラジル手織物の展示や、茶、太鼓に関する各種ワークショップなども行われる。
案内のため来社した佐久川マリオ同会副会長は、「遠隔地に居住されている方も気軽に灯篭流しができるよう今年から専用サイトを立上げ、灯篭受付を始めました。先祖を敬い、家族の繋がりを深める機会になれば」と参加を呼びかけた。
灯篭は一基20レで販売中。予約は1500基限定。詳細や問合せは、文協(13・3822・4144)もしくは、専用サイト(https://tooronagashi.com.br/)まで。