テメル大統領が25日午前中に体調を崩し、ブラジリアの病院に緊急入院した。25日付現地紙サイトが報じている。 大統領はこの日、陸軍で行われた表彰式の最中に気分が悪くなり、正午前に大統領府の医務室で診察を受けた。その結果、泌尿器閉塞(排尿障害)を起こしていることが判明。そのまま陸軍病院に緊急入院して、検査と治療を受けることとなった。大統領府からの声明によると、「大統領府の医師が泌尿器閉塞と診断しており、陸軍病院で精密検査を行うよう勧められている状態だ」とのことだ。
大統領は公用車で運ばれ、13時過ぎに陸軍病院に到着したが、院内には自分で歩いて入った。マルセラ夫人をはじめとした家族には既に通達済みで、25日午後5時ごろにマルセラ夫人も病院に着いた。 この日は朝から、下院でテメル大統領に対する告発を受け入れるか否かの審議が行われており、大統領入院の報に、野党議員が投票中止を要請する一幕もあったが、投票は予定通り行われた。 同大統領に関しては、10日にも「冠動脈に部分的な障害が見られる」との報道もされていた。 15時頃に見舞いにかけつけた民主運動党(PMDB)上院リーダーのライムンド・リラ上議は、「心配するような状況ではないと聞いている。(前夜も夜遅くまで議員らと会ったりして)心労がたまっていたのだろう」と語っている。告発審議の日に排尿障害
テメル大統領が25日午前中に体調を崩し、ブラジリアの病院に緊急入院した。25日付現地紙サイトが報じている。 大統領はこの日、陸軍で行われた表彰式の最中に気分が悪くなり、正午前に大統領府の医務室で診察を受けた。 その結果、泌尿器閉塞(排尿障害)を起こしていることが判明。そのまま陸軍病院に緊急入院して、検査と治療を受けることとなった。大統領府からの声明によると、「大統領府の医師が泌尿器閉塞と診断しており、陸軍病院で精密検査を行うよう勧められている状態だ」とのことだ。 大統領は公用車で運ばれ、13時過ぎに陸軍病院に到着したが、院内には自分で歩いて入った。マルセラ夫人をはじめとした家族には既に通達済みで、25日午後5時ごろにマルセラ夫人も病院に着いた。 この日は朝から、下院でテメル大統領に対する告発を受け入れるか否かの審議が行われており、大統領入院の報に、野党議員が投票中止を要請する一幕もあったが、投票は予定通り行われた。 同大統領に関しては、10日にも「冠動脈に部分的な障害が見られる」との報道もされていた。 15時頃に見舞いにかけつけた民主運動党(PMDB)上院リーダーのライムンド・リラ上議は、「心配するような状況ではないと聞いている。(前夜も夜遅くまで議員らと会ったりして)心労がたまっていたのだろう」と語っている。