ブラジル市場で自社製品展開を目指す福島県喜多方市の株式会社五十嵐製麺、合資会社大和川酒造店からそれぞれ五十嵐孝代表取締役(63、喜田方市)、佐藤和典取締役社長(60、同)と輸入業者ニッポン・ベビーダスの川添博社長が20日に来社し、製品紹介と市場展開に向けた意気込みを語った。
五十嵐代表取締役は、今回ブラジルに輸入した喜多方乾燥麺「平打ちちぢれ極太麺」の特徴について、「麺は油で揚げずに熟成乾燥させ、生麺の喉越し、コシの強さが再現できている」と語った。
また、ブラジル人の味覚に合うように「喜多方こってり醤油味」を入荷したとも。「ブラジルの皆さんにも、喜多方ラーメンをさらに楽しんでもらえるのでは」と語った。
大和川酒造店からは「弥右衛門」が輸入された。同社では造酒のため原料となる米を自社栽培しているそう。佐藤取締役社長は「日本酒の良いところはどんな料理にでも合うところ。是非色んな料理と合わせて飲んでみて欲しい」と語った。
川添社長は「手打ちちぢれ極太麺」について「即席麺とは一味違う、プロの味」と評し、「弥右衛門」を「フルーティーな香りでサラッとした口答え。とても飲みやすい」と称賛した。
2品とも永山グループはじめ日系料理店に卸されている。問合せはニッポン・ベビーダス(contato@nipponbebidas.com.br)まで。