ブラジル相撲連盟(籠原功会長)主催『2017年度ベテラノ相撲大会』及び『2018年度世界大会参加選手選考相撲大会』が、22日にサンパウロ市ボン・レチーロ区常設土俵場行われた。
来年度開催される世界大会のブラジル代表選考を兼ねた今大会には、厳しい地区予選を勝ち抜いた全伯12支部から各12人が参加した。大瀧多喜夫渉外理事によれば「まさに真剣勝負。試合は白熱し、脱臼した選手も出たほど」という。
一方、世界大会出場には多額の遠征費が嵩む。政治汚職の発覚以来、以前州や市から供出されていた支援金が今年は一切打ち切られ、資金難に苦しんでいるとも。大瀧渉外理事は「若い相撲選手を養成するためにも、是非支援をお願いしたい」と協力を呼びかけた。
試合結果は以下の通り(敬称略)。
【男子青年】軽量=ガブリエル・ボナルジ、中量=ユウキ・サイトウ、重量一位=ジョアン・パウロ・ヴィラウバ、二位=ペドロ・ヴィラウバ、無差別=ペドロ・ヴィラウバ【女子青年】軽量一位=マリア・エドアルダ・クルス、二位=ギウリア・ミゲル・フランサ、中量=レチシア・クレメンチ、重量=ミレナ・カロリーナ・デ・マリアーノ、無差別=ギウリア・ミゲル・フランサ【男子成年】軽量一位=クレジソン・ヴィアナ、二位=テツシ・ナカヤ、中量一位=チアゴ・シアヴァレラ、二位=ジョアン・ヴィットル・ダンタス、重量=ルイ・アパレシーダ・ヂ・サ、無差別一位=アジエクソン・グロス、二位=ユウゾウ・サトウ【女子成年】中量一位=ヴァレリア・ドリオ、二位=ダニエラ・ファッチマ・オリベイラ、重量=マヤラ・ペレイラ・セバスチアン