ブラジル日本移民史料館(森口忠義イグナシオ運営実行委員長)は、『宮尾進コレクション展』を31日から11月12日までサンパウロ市文協ビル内同館(Rua Sao Joaquim, 381)で開催する。
サンパウロ人文科学研究所で顧問を務めるなど、移民史の第一人者として知られる宮尾氏。昨年10月30日に逝去した後、遺族から宮尾氏の所持していた絵画数点の寄贈を受け、本展では、本や日記、愛用のパイプなど生前使っていた物品も展示される。
森口運営実行委員長は「同展示会の開催にあたり、宮尾氏の一周忌を偲び長年お世話になったことを深く感謝する」とコメント。30日午後7時からは同展示会会場で招待客のみで開会式が行われた。
開館時間は火~日曜の午後1時半から5時まで、月曜休館。入館料10レ、学生、5~11歳までの子供、60歳以上の高齢者は半額。
問合せは同館(11・3209・5465)まで。