ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)は、一年以上中断されていた「文協シネマ」を先月再開した。今月は、『細雪』(市川崑監督、1983年)が、9日午後1時から文協小講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で上映される。入場無料。
およそ10年以上に渡って週一度開催されてきた上映会だが、映画のマンネリ化などにより客足が遠のき、一年以上前に中断されていた。復活された上映会は、国際交流基金との共催で実施。映写機とフィルムを同基金から借りて、今後は月一回の頻度で行われる。
案内のため来社した松尾治副会長、松尾エンリケ理事、西野セルジオ理事は「以前は有料でしたが、今回からは入場無料。どんな映画を見たいのか今後アンケートを取って、要望に沿ったものをお見せできれば」と来場を呼びかけた。