サンパウロ州ナザレ・パウリスタで、10月25日に死体で見つかったサルが黄熱病に感染していた事が判明し、25日に予防接種の特別キャンペーンが実施される。
サルの死体が最初に見つかったのは、ナザレ・パウリスタ市ヴィセンテ・ヌネス区のカショエイラ道だ。このサルが黄熱病に感染していた事は17日に確認された。
同市ではこの他にも3匹のサルの死体が発見されており、黄熱病ウイルスに感染していたか否かの検査が行われている。
ナザレ・パウリスタ市は人口1万8千人の町で、カンタレイラ水系の貯水池の一つを有している。
同市保健局は、ヴィセンテ・ヌネス区では今週から、マルメレイロ、クアトロ・カントスの両区では27日から、保健局職員による訪問を行って予防接種などを促す。
予防接種は同市保健センターで平日の7時半から15時半まで行われるが、25日は特別に、8時から16時まで、集団接種の機会を設けるという。(22日付G1サイトより)