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ACAL=リベルダーデ東洋祭、今週末=目玉は徳島阿波踊り

(左から)市田さん、秋村委員長、近幸さん

(左から)市田さん、秋村委員長、近幸さん

 リベルダーデ商工会議所(ACAL、池崎博文会長)は、『第49回東洋祭り』を12月2、3の両日午前10時半からリベルダーデ広場で開催する。入場無料、それぞれ午後7時、6時まで。
 毎年7万人以上が来場する年末の風物詩。同広場からガルボン・ブエノ街まで、およそ40店以上の屋台が軒を連ねる。開会式は、2日午後2時から鳥居の下で行われ、特設会場へ移動する。
 特設舞台では、2日間で50以上の演目が披露される。特に注目すべきは、ヘプレーザ文化体育協会の阿波踊りグループ。今年は、三味線グループと合同公演するといい、広場を舞台と見立て、観客と一体となって祭を盛り上げる。
 案内のため来社した秋村寿治(ひさじ)実行委員長、市田イツ子さん、近幸(ちかざわ)マリナさんは「来年の干支である戌のお守りも販売します。今年一年の感謝と翌年への願いを込めて、楽しい一日を過ごしましょう」と呼びかけた。
 問合せは、ACAL(11・3208・5090、3399・3000)まで。


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 東洋祭りで今年から新たな試みとして始められるのが、翌年の願い事を紙にしたためる『光』だ。七夕祭りでの短冊の人気を受けて、その「年末版」として考案されたもの。市田さんによれば「ブラジル人には縁起のよいものが好まれる」といい、当日はクリスマス・ツリーを特設して、願いことを書いた紙をそこに括りつけるのだとか。しかも一枚2レアルで販売。日本なら「絵馬」を神社に奉納するだろうが、ブラジルではクリスマス・ツリーに託す? キリスト教の東洋風慣わしと勘違いされて大繁盛するかも。金が絡む話だけに、教会筋から苦情が来なければ良いが。