アウキミン・サンパウロ州知事が党首に選ばれた民主社会党(PSDB)の党大会では、党重鎮のカルドーゾ元大統領もスピーチを行った。元大統領はそこで、「私はルーラ氏が監獄に入るのを見るより、我が党候補が彼に大統領選で勝つ姿を見たい」と語った。これは、解釈の仕方によっては、ルーラ氏が現在係争中の裁判で有罪となっても、最後まで出馬を目指すことを予測した発言と聞こえなくはない。かつて政界のライバルとして2度、直接対決を制してきた同氏にしてみれば、「ブラジルを不況に追い込み、自らの犯罪を認めないような人物に負けるはずはない」との思いが溢れるのも無理はないか。来年の10月は果たしてどうなるか?
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10日、アンシエッタ/イミグランテス高速道で、この季節の恒例行事となっている、自転車運転手たちによる「サントスまでの集団横断運転会」が行われていたが、途中で中止にされた。それはサンベルナルド・ド・カンポ地裁の判事が、同高速道の混乱を招く恐れを考慮し、中止命令を下したためだ。しかし、さすがに3千人もの運転手たちを急に止めるのは難儀だったか、軍警はゴム弾や水の放水などで強制的に止めた。少し後味の悪さは残ったか。
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今日12日、サッカーのクラブW杯準決勝で南米一のグレミオが北・中米王者のパチュッカと試合を行う。開催場所はアラブ首長国連邦なので時間がわかりにくいが、幸いにもブラジリア時間の15時で、グローボ局でも生中継される。グレミオが仮にこの試合に勝てば、ブラジル勢としては4年ぶりの決勝進出だが、期待したい。
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