ブラジルふるさと創生協会現会長の志村豊弘さんが、8日午前10時30分に肺炎で亡くなった。両足を骨折して入院していて寝たきりの状態が続き、身体が弱っていた。享年80。
志村さんは1938年12月27日、サンパウロ州マイリポラン市で生まれ。長年に渡ってサンパウロ市北部の日系団体連合組織である聖北文化体育連合会会長を務めてきた。ブラジル日本文化福祉協会の副会長時代、地域活性化委員長も歴任した。
ブラジルふるさと創生協会においては、会長として2003年に実施された「二十一世紀の日伯地域リーダー交流事業」を推進。これらの功績を称えられ、2013年の秋の叙勲で旭日双光章を受章している。
葬儀は8日にサンターナ区のノッサ・セニョーラ・サレテ協会で執り行われた。初七日は14日午後7時半から行なわれる。四十九日は未定。