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東西南北

 サンパウロ市~パラナ州クリチーバ間をつなぐ高速道として知られるレジス・ビッテンコート高速道の最後の複線化工事が終了し、来週にも正式に使用される見通しだという。この高速道はかねてから交通事故による死者が多い道路として知られていたが、このたび、349キロ~353キロ、356キロ~351キロ間の合計約10キロほどで、複線化工事が終了した。元々はルーラ政権時代に国の事業としてはじめられ、2013年に完成予定だったが、4年遅れでの完成となった。これからはちょうど、クリスマスや新年に向けて車の量が増えるタイミングでもあるので、自動車利用者にとっては嬉しいプレゼントではある。
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 ブラジルでは現在、社会保障制度改革法案の議会での承認がなかなか進まない様子が連日報じられているが、お隣のアルゼンチンでも状況は全く同じだ。14日、首都ブエノス・アイレスでは、国民による大規模なデモが発生。その影響で、同国議会で行われるはずだった承認投票をマクリ大統領がとりやめた。長寿化は世界的な傾向で、長きにわたる左翼政権が終わり、中道右派の政権になった両国にとっても避けられない宿命か。先に承認されるのはどちらの国か。
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 今日16日、サッカー界で今年最後の大きな国際試合となるクラブW杯決勝が行われ、欧州王者のレアル・マドリッドと南米王者、ブラジルのグレミオが対戦する。この模様はグローボ局で午後3時から生中継される。2012年のコリンチャンス以来、ブラジルのチームが5年ぶりに世界王者になるチャンス。健闘を祈りたいところだ。