サンパウロ市保安局発表の最新データによると、今年1月~7月は、強姦も含む性的虐待の件数が1384件に上ったという。昨年同期比では170件増加し、1日平均の件数でも5・7件から6・5件に増えたことになる。また、被害件数の内、903件までもが14歳以下を狙ったもので、事件が最も多く起こったのはカポン・レドンドやジャルジン・ダス・イ ...
続きを読む »2017の記事一覧
「バランスとれた労使関係に」=商議所、改正労働法セミナー=雇用コスト下げる近代化
ブラジル日本商工会議所の企業経営・地場企業推進委員会(鈴木ワグネル委員長)が主催する「改正労働法セミナー」が1日午後から行われ、約80人が切実な表情で参加した。7月13日に統合労働法(CLT)の抜本改正が連邦議会で承認され、11月11日から施行されるにあたり、雇用者側からは高い期待が集まっている。それを受けMattos Fil ...
続きを読む »《ブラジル》土佐祭りでよさこい普及=晴天に恵まれ3万人が堪能
高知県人会(片山アルナルド会長)主催の『第6回土佐祭り』が、26、27両日にサンパウロ市アグア・ブランカ公園で開催された。昨年は雨天に見舞われたが、2日間とも快晴に恵まれ、昨年の倍、3万人以上の来場者が高知文化を堪能した。 初日午後3時から開催された式典で、片山会長は「日伯両国の文化を紹介し、若い世代に自分達のルーツを見つめ ...
続きを読む »《ブラジル》カトリック迫害、関心高く=ブラジル人向け日本史講座
ブラジル漫画協会(Abrademi、佐藤フランシスコ紀行会長)と三重県人会(下川孝会長)の共催する講演会『日本の歴史』(全9回)の第6回目が、先月13日、同県人会館で開催され、200人余りが熱心に聞き入った。 江戸時代に焦点を当てた今講演は、およそ3時間に及び、徳川歴代将軍、当時の法令、大衆芸能など内容は多岐に渡った。なかで ...
続きを読む »ブラジル力行会百周年、17日=記念誌編纂も
ブラジル力行会(岡崎祐三会長)は、『ブラジル力行会創立百周年記念式典』を17日午前10時から、サンパウロ市文協内の小講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で開催する。 式典では、歴代会長への顕彰や、力行会と縁の深い弓場農場バレエ団による公演等も予定しており、創立120周年を迎えた日本力行会から村上悦榮理事長ら14人 ...
続きを読む »大耳小耳
埼玉県人会60周年式典後の祝賀会では、上田知事が持参した埼玉県産の日本酒が振舞われた。4本とも「全国新酒鑑評会」で金賞を受賞したもので、酒好きの参列者はノドを唸らせて喜んでいた。日本では他のアルコール飲料との競合などにより、日本酒の出荷量は長らく減少傾向。ただ、海外に目を向けると、輸出量が10年前の1・9倍(国税庁2月発表)と ...
続きを読む »軽々と性別の壁を越えたブラジル化粧文化
12日まで美容・化粧品市のビューティー・フェアがセンターノルテ行われている。南米最大規模と言われ、出展社も客を呼び込むため様々な工夫を凝らしている。 ドラァグ・クイーン(女装演技者)や化粧をした男性などを配置して客を呼び込んでいるところでは、多くの女性客が商品購入だけでなく彼らとの写真撮影のために並んでいた。 国産化粧品会 ...
続きを読む »《ブラジル改正労働法》「訴訟体質、簡単に変わらない」
「『オレをクビにしてくれ』と言って来た労働者の申し出を断ったら、不服に思ったらしく、組合に入れ智慧をされたのか、いわゆるサボタージュを始めた。わざとかどうかは知らないが、怪我までして何カ月も仕事をしないでINSSをもらいながら居座り続けるケースも。その後も職場内に仲間をふやして雰囲気を悪くし、ストを扇動したりして大変困っている ...
続きを読む »《ブラジル》ジャノー長官を襲う大どんでん返し
「大どんでん返し」がジャノー連邦検察庁長官を襲っている。 検事の一人がスネに傷を持つ大物企業家をスパイのように送り込んで極秘の会話を録音させ、大統領を告訴する材料を得る代わりに、その企業家の懲役2千年分を免罪する――そんな密約をほのめかす録音が今週公開され、大変な騒ぎになっている。現役検事が裏で仕組んで「おとり捜査」をするよ ...
続きを読む »山口県人会創立90周年=330人で卒寿をお祝い=母県から知事ら43人来伯
ブラジル山口県人会(要田武会長)が8月26日、サンパウロ市内のホテルで創立90周年記念式典を行った。式典には日本から参加した43人の慶祝団を含め約330人の防長系人らが駆けつけ、県人会の節目を祝った。来伯した村岡嗣政(つぐまさ)知事、河村建夫衆議院議員、山口県ブラジル親善協会の橋本憲二会長のほか、山田彰駐ブラジル全権大使も出席 ...
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