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2017の記事一覧

白昼のバスで射精した男性、13年の罪で有罪に

 8月29日昼過ぎ、サンパウロ市のパウリスタ大通りを通るバスの中で、27歳の男性が通路側の椅子に座っていた23歳の女性の前で性器を取り出し、射精するという事件が起きた。この男性は翌日釈放されたが、9月2日もブリガデイロ・ルイス・アントニオ大通りを通るバスの中で女性に性器を押し当てて自慰行為を行い、逮捕、拘留となった▼2日の身柄拘 ...

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《ブラジル》200周年に向け絆強める=小禄田原字人移住100周年=総勢1200人で盛大に

乾杯に沸いた記念式典

 先駆者への感謝を胸に心繋ぐ百周年にー。ブラジル小禄田原字人会(与儀昭雄会長)は、『移民百周年記念式典』を8月27日、サンパウロ市内の客家会館で盛大に開催し、およそ1200人のウルクンチュが一堂に会した。一年がかりで準備された式典では、一世紀の移民史を描く歌舞劇が披露され、次なる200周年に向けて絆を更に強めた。  午前10時、 ...

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レナト・ルッソの大展示会開催=ブラジル音楽史上最大のロックスター

 6日より、サンパウロ市の美術館・博物館で現在最も人気のあるサンパウロ音声映像博物館(MIS)で、ブラジルが生んだ最大のロックスターで、ロックバンド、レジオン・ウルバーナの中心人物レナト・ルッソの大展示会が開催される。  MISといえばこれまで、ロックスターのデヴィッド・ボウイや鬼才映画監督のスタンリー・キューブリックが世界的に ...

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《ブラジル》ジョエズレイの背後に元LJ検察官関与か=提出渋った録音に問題発言=テメルの反論通りの展開に=最高裁味方にしようと画策も

渦中のジョエズレイ氏(Rovena Rosa/Agência Brasil)

 5月17日の「JBSショック」で世を震撼とさせた食肉大手J&Fグループのジョエズレイ・バチスタ氏所有の録音から、ラヴァ・ジャット作戦担当だった元検察官が同グループの報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)に関与した疑いがあることなどが判明し、デラソンが無効になる可能性が出てきた、5日付現地紙が報じている。  連邦検察庁のロドリゴ・ ...

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《ブラジル》リオ五輪招致での不正摘発=ヌズマン組織委会長にも疑惑=王と呼ばれる企業家ら逮捕

リオ五輪に関する記者会見でのヌズマン氏(2016年8月16日、Francisco Medeiros/ME)

 ブラジル連邦警察と同検察庁が5日、リオ州ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の一環で、「アンフェア・プレイ作戦」を実行したと同日付現地紙サイトが報じた。  同作戦はリオ五輪招致での不正を暴いており、五輪招致で賄賂を支払ったとされるファシリティ社元共同経営者のエリアネ・ペレイラ・カヴァウカンテ容疑者が逮捕された。同社の元共同経営者で「ア ...

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《ブラジル》LJ=ジェデル氏の借家から大量の現金=資金洗浄の疑いが濃厚に

 ブラジル連邦警察は5日、ラヴァ・ジャット作戦の一環として「テゾウロ・ペルジード」作戦を行い、元大統領府総務室長官のジェデル・ヴィエイラ・リマ容疑者(民主運動党・PMDB)が借りていた物件から、大量のスーツケースに隠されていた多額の現金を押収した。5日付現地紙サイトが報じている。  今回のテゾウロ・ペルジード(失われた宝)作戦は ...

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サンパウロ市=リオ州から来た男性が変死=コンサート後に行方不明に

 サンパウロ市で3日未明から行方不明になっていたリオ州出身の27歳の男性が5日、遺体となって発見された。5日付現地紙サイトが報じている。  亡くなったのはリオ州カーボ・フリオ在住のマテウス・パガリディスさんで、音楽事業の興業師だった。  マテウスさんは2日夜、同郷の友人たちと共に、サンパウロ市西部バラ・フンダにあるライブハウス「 ...

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《ブラジル》過去の経済政策への賠償金=貯蓄預金分で160億レアル?

 1980~90年代にブラジル連邦政府が採用した経済政策で損害を被った人々が起こした賠償請求について、銀行や預金者の話し合いが続いているが、賠償金の支払額は80~160億レアルに上る見込みと5日付現地紙が報じた。  30年以上にわたって問題となっているのは、ブレッセル、ヴェロン、コーロルⅠ、コーロルⅡと呼ばれる経済政策で凍結され ...

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東西南北

 数日前、本欄で「ジャノー長官の任期が終わる前にJBSショックを超える衝撃は出てくるか」と書いたが、その時点では、ジョエズレイ氏のデラソンを根本的に崩しかねないものが自爆的な形で浮上することを予想できた人はほとんどいなかったのではないだろうか。ただ、かねてから、国民の中にも「ジョエズレイ氏はあれだけの悪事を働いておいて何故野放し ...

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バイリンガルのあり方探る=南米日本語教育シンポジウム=(上)=「教えない」という教え方

主催者と参加者の皆さん

 「南米日本語教育シンポジウム2017」が8月25日から27日まで、サンパウロ市の援協本部神内ホールで開催され、日本語教師ら約140人が参加した。国際交流基金、「南米日系社会における複言語話者の日本語使用特性の研究」(科研)研究チームの共催。日本語教育とバイリンガルに関する興味深い講演や発表が次々に行なわれた。  国際交流基金サ ...

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