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2017の記事一覧

《ブラジル》ラヴァ・ジャット作戦のデウシジオのデラソン無効化?=ルーラの口封じ容疑免罪に

 ブラジル連邦検察庁が1日、デウシジオ・アマラル元上議の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)に偽りがあったとして、司法取引無効化を求め、ルーラ元大統領のラヴァ・ジャット作戦での捜査妨害の容疑が解かれそうだと、2日付現地紙が報じている。  デウシジオ氏は、ジウマ政権下で上院連邦政府リーダーを務めていた2015年11月に、ペトロブラ ...

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東西南北

 2日、サンパウロ市ブリガデイロ・ルイス・アントニオ大通りを走行中のバスの中で女性の恥部に触った上、逃げようとした女性を捕まえて性器を押し付け、自慰行為を行ったとして、ジエゴ・ノヴァイス容疑者(27)が逮捕された。同容疑者がバスの中で同様の犯罪を繰り返したのは少なくとも17回目で、サンパウロ市の刑法裁判所は、再犯防止の意味も込め ...

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千葉県人会が60周年迎え=滝川副知事らが慶祝訪問=『仲良く、楽しく、正しく』

60周年記念ケーキのカット式を行う原島会長、河上会長、滝川副知事(左から)

 ブラジル千葉県人会(原島義弘会長)による同県人会創立60周年記念式典が8月27日、サンパウロ市ジャバクアラ区の同県人会館で行われた。県人を中心に約100人が参列。母県からは滝川伸輔副知事、河上茂千葉県議会ブラジル友好議員連盟会長、岩田利雄千葉県町村会長、市原武睦沢町長ら9人が慶祝に訪れ、共に喜びを分かちあった。  午前10時、 ...

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商議所部会長シンポ=トンネルの先に明るい光=どん底から回復基調へ=(下)=好景気待ちでなく積極対策を

経済動向に関心を持つ200人以上が出席した

 化学品部会の鎌倉勇人(はやと)部会長(スリーボンド)は、部会所属企業に取ったアンケートの結果を公表。輸送(自動車、二輪車、飛行機)市場に商品を提供する企業群では、14社中11社が昨年に比べて売上が増加したと回答し、回復の兆しがあると報告。一方、ヘルスケア、農業、印刷市場などに関わる企業群からは、売上が「減少」もしくは「不変」と ...

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大人気のどら焼きも販売=ビラ・カロンで慈善バザー

案内のため来社した皆さん

 ビラ・カロン文化体育協会婦人部(坂田ミチ部長)が09、10の両日午前9時から、同会館(Rua Nunes Balbosa, 299, Vila Carrao)で、『第44回慈善バザー』を開く。  約60のバザリスタが雑貨や日用品を販売するほか、婦人部お手製の寿司や焼きそばなど日本料理が用意される。収益の一部は援協に寄付される。 ...

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大耳小耳

 俳誌『朝蔭』454号が8月に刊行された。《くさめしてとんと一句を忘れけり》(秋枝つね子)を読んでニヤリ。やはり「逃がした魚は大きい」か。《墓参る遺影は若し移民墓地》(小坪広使)は、「墓の遺影に使われた写真はやけに若かったな」と思いながら苦労多かった故人の生涯を偲ぶ様子を詠ったものか。それとも、故人は実際に若くしてなくなり、自分 ...

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『ブラジル人のためのニッポンの裏技』=ドラマがちりばめられた日本語教本=楽しく学べてベストセラー

『ブラジル人のためのニッポンの裏技―暮らしに役立つ日本語便利帳―』(O Jeitinho no Japao para os brasileiros、松田真希子著・ニッケイ新聞発行)

 日本語教本は数多くあるが、『ブラジル人のためのニッポンの裏技』ほど日本の生活をよく捉えているものはない。イラストの親しみやすさや例文から溢れ出るユーモア、学校や保険、運転免許証取得の手続き方法まで載せている親切さを加味すれば、日本での生活を志すブラジル人に最適な一冊と言っても差し支えないだろう。  「ブラジルの酒と音楽をこよな ...

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わが移民人生=おしどり米寿を迎えて=山城 勇=(53)

 席上、初めての運動会であり場所も不案内のため委員で各地区の同胞を宣伝勧誘すること。また各地域の青年会を勧誘して地区対抗競技をプログラムに採用し、広範囲のプログラムと観客を集めるよう工夫することが申し合わされた。  1973年5月1日午前9時からブラジル沖縄文化センター運動場において、ブラジルの地において沖縄県系人の初めての運動 ...

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ロリータ対コスプレ

 日本発の『かわいい』ファッションの若者が集まるミミパーティーが週末に開催された。工夫を凝らした『かわいさ』を身にまとった来場者がたくさんいた。  ロリータ服を着た人が多いのではとの先入観を持って会場に入ったが、コスプレイヤーも半数程度。漠然と、両方とも同じような「なりきる」服装と認識していたが、出店していた女性の話によると線引 ...

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バイリンガルの育て方=(下)=日本側のポルトガル語教育の場合

静岡県内の「のびっこクラブみしま」で勉強する子供たち(秋山郁美=撮影)

 在日ブラジル人子弟の母語形成は、家庭内のポ語と公立学校に入学してからの日本語と二段階あり、複雑だ。デカセギである親は工場の残業に忙しく、子供にかまってやれない。だが、子どもは家庭で親から生活知識から倫理までを情感たっぷりに、豊富な語彙で教わる必要がある。  デカセギ子弟は義務教育を日本の小中学校で受けた方が、費用がかからずに質 ...

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