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2017の記事一覧

リオ市内でトラック強盗が頻発=国家治安部隊の警備増援も効果なく

 リオ都市圏ではトラックの積み荷強盗が頻発しており、5月15日からは国家治安部隊(FN)も警備増援体制に入ったが、状況は改善されず、むしろ増加と、23日付現地サイトが報じた。  リオ州政府機関の公共保安研究所(ISP)の調査によると、同州でのトラック積み荷強盗は、2000年の3390件が、16年は9870件へとほぼ3倍に増えた。 ...

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《ブラジル》エスピリトサント州=国道で4台の車が衝突=22人死亡、6人が重体

 エスピリトサント州の国道101号線343キロ地点で22日朝、バスとトラック、救急車2台が衝突し、22人死亡、21人負傷という惨事が起きた。23日付現地紙が報じている。  事故が起きたのは22日午前6時頃で、カショエイラ・デ・イタペミリン方面に向かっていたトラックがバランスを失って横転。反対車線にはみ出したため、サンパウロ市から ...

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東西南北

 21日午後7時30分頃、サンベルナルド・ド・カンポ付近のイミグランテス高速道の橋で、アレッサンドロ・ジェズス・デ・オリヴェイラさん(36)が後続車にはねられ、150メートル下に落下して死亡する事故が起こった。オリヴェイラさんはサンパウロ市方面に向かう追い越し車線走行中に愛車が故障したため、車から降りて何が起きたか確かめようとし ...

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《ブラジル》堀越・ラナリ協定60周年=ウジミナス関係者200人祝う=「両国の協力関係のシンボル」

州議会より記念プレートを受け取る江川常務

 ミナス・ジェライス州政府は19日、州議会本会議場で「日本・ブラジル合弁製鉄会社設立に関する協定(堀越・ラナリ協定)」の調印60周年式典を開催した。同協定は、同州イパチンガ市にミナス・ジェライス製鉄所(ウジミナス)を設立することを目的に57年6月3日に調印され、のちに二国間における基本原則となった。会場には日本とブラジルの政府関 ...

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再建された土俵で白熱の試合=第61回聖南西相撲選手権=「ここから世界で活躍を」

大会後に記念写真(一列目一番右が堤さん)

 西南西文化体育連盟(UCES、山村敏明会長)による『第61回聖南西相撲選手権大会』が18日、カッポン・ボニート文化体育協会常設土俵で行われた。幼年から青年の力士約150人人が集まり、サンパウロ州大会の出場権をあらそった。約300人が観戦し、大きな声援を送った。  試合が行われた土俵は、一昨年7月にはシロアリなどの被害で木造の屋 ...

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国際交流基金サンパウロ=深沢所長、杉田補佐が退任=洲崎新所長、高間木補佐着任

深沢氏、洲崎新所長、高間木補佐、杉田氏

 国際交流基金サンパウロ日本文化センターの所長が深沢陽さん(64、新潟県)から洲崎勝さん(62、東京都)に、所長補佐が杉田尚央さん(36、広島県)から高間木翔さん(33、神奈川県)に替わるにあたり、4人がそろって21日に来社した。  深沢さんは2014年6月末に所長に就任し、翌年の日伯外交120周年に向けて早々に準備に追われた。 ...

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「激動の時代で楽しかった」=時事通信の辻さん離任

(左から)辻さんと再任した市川さん

 時事通信社サンパウロ支局で、4年間の支局長の任期を終えた辻修平さん(43、東京)と、16日に新たに着任した市川亮太さん(44、北海道)が21日、離着任の挨拶に本紙を訪れた。  W杯や五輪、その舞台裏での大統領弾劾など、ブラジル近代史に残る4年間を取材してきた辻さんは、「まさに激動の時代だった。本当に楽しかった」と振り返った。 ...

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『百年の水流』開発前線編 第三部=リベイラ流域を旅する=外山 脩=(19)

ルイスさん

 98㌫の票を獲得した日系市長候補  以下、話の趣きは変わるが。──  2012年10月の統一地方選挙の折、あるムニシピオで、日系の市長候補が98㌫の票を獲得して当選した‥‥と報じられた。筆者は(そういうことが、現実に起こり得るだろうか?)と疑問を抱いたが、見出しだけ読んで本文には目を通さなかった。  ところが、後日、それがカジ ...

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わが移民人生=おしどり米寿を迎えて=山城 勇=(11)

 汽車は予定通り3月10日内原訓練所に到着し、安堵感を抱きながら第30當山中隊の日輪兵舎に旅装を解いた。  満州開拓史を参考に當山中隊拓友会 記録集より抜粋  注1 満蒙開拓青少年義勇軍とは  昭和7年3月、現在の中国東北地区に新しい国家として「満州国」が誕生しました。  この満州の地に日本民族の“植民地”という国家の政策的使命 ...

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サッカー王国復活への道=新世代で18年W杯優勝へ=現セレソンが無敵な真の理由

ガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ、Foto: Lucas Figueiredo/CBF)

 あの悪夢の「ドイツ戦1―7敗戦」も今は昔――。セレソンは雪辱を期す2018年W杯ロシア大会のための南米予選を、世界の他の国に大幅に先駆けて制覇して、3月の時点で本大会出場を確定した。昨年9月就任のチッチ新監督は就任以来、南米予選を全勝で飾ったことで「チッチ効果」とも呼ばれているが、果たして強さの秘密は彼だけであろうか。  担う ...

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