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2017の記事一覧

サンパウロ大都市圏=少年の額に「私は泥棒」=刺青師の行為が社会問題に

 サンパウロ大都市圏のサンベルナルド・ド・カンポ市で、17歳の少年が刺青師から額に「私は泥棒」と刻まれて、社会問題化している。12日付現地紙が報じている。  この事件は、少年の写真がネット上で出回ったことで物議をかもし、明らかとなった。

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リオ州沿岸=石油採掘船で爆発事故=3人が死亡、1人が負傷

 9日朝、石油公社ペトロブラス(PB)社の石油採掘船で爆発が起き、11日までに3人が死亡したと10~12日付現地紙・サイトが報じた。  爆発が起きたのは、リオ州北部沖から、東隣のエスピリト・サント州南部沖に広がる油田地帯バシア・デ・カンポスの中のカンポ・デ・マルリン内で操業していた石油採掘船NS―32(井戸掘削リグ)のボイラー室 ...

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東西南北

 9日の選挙高裁の裁判結果の話題で持ちきりだった週末のブラジル。4人の判事の意思があれだけ堅いのなら、せめてオデブレヒトの件も入れて決断した方がまだ国民感情も収まったような気もするが、裁判そのものを、上告も起こらせずに早く終わらせたかったのか。だが、この裁判の結果によって、「テメル憎し」の感情が高まり、大統領を辞めさせる唯一の手 ...

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テメルの進退決める裁判劇=ピアーダのような裁判の構図=乗り切ったが次の嵐がそこに=サンパウロ市在住  橘 馨

「有効」を押し通したメンデス長官(Foto: Roberto Jayme/Ascom/TSE)

 空は晴れたが寒くなりましたね。この気候につられるのか、ブラジル政界も中々厳しい日々が続いております。先週6日から9日まで、ブラジリアの選挙高等裁判所(TSE)で現テメル大統領がその職を失うか否かの審理、判決がなされました。  それは2014年末に行われた大統領選挙で選ばれたジウマ大統領/テメル副大統領シャッパ(立候補チーム)の ...

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他の国の民族舞踊を体験してみては?

 サンパウロ州立移民博物館で行われた移民祭りで出会ったイタリア系来場者の1人はドイツ民族舞踊を発表した。「ドイツ人の妻の故郷の話を聞くうちに興味を持ったんだ」と他国の民族舞踊をはじめた理由を語った。他国の文化を体験するには、なにか『繋がり』のようなものがあると触れやすい。  そんな彼が「サンパウロにある各国コロニア内で一番の祭り ...

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《ブラジル》ジャノーVSテメルの攻防はこれからが本番

ロドリゴ・ジャノー連邦検察庁長官(Foto: Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

 「裁判官として、墓地の穴掘り人の役割は拒否する。通夜に足を運んでもよい、だが、棺桶をかつぐ気はない」。注目のジウマ/テメル・シャッパ裁判で無効を強弁したヘルマン・ベンジャミン報告官が語った、この言葉は実に興味深い。棺桶の中に横たわっているのは「司法」そのものを示唆している気がする▼対するジルマール・メンデス選挙高裁(TSE)長 ...

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《ブラジル》5月のインフレ率0・31%を記録=5月としては10年ぶりに低い値

 ブラジル地理統計院(IBGE)は9日、5月の広範囲消費者物価指数(IPCA・インフレ率)が0・31%だったことを発表した。  これは5月のインフレ率としては、2007年の0・28%以来の低い数値となった。

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サンパウロ州=チエテ川の泡サウト市襲う=洗剤などの成分で大量発生

ピラポラ・ド・ボン・ジェズス市内に流れ込む白い泡(Rafael Pacheco、22/6/2015)

 サンパウロ州内陸部のサウト市で、今年もまた、チエテ川の川面を流れる白い泡が市内にまで流れ込む現象が起き、注目を集めている。  川面を漂い、風にあおられると市内にも飛んでくるし、急な増水時などには市内にも流れ込んで来る泡は、チエテ川に流れ込む生活排水に含まれる洗剤などの成分が、水の流れと障害物などで形成するものだ。

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サンタカタリーナで初雪=ウルペマとサンジョアキンで

初雪を見て喜ぶ市民や観光客(Imagens Mycchel Hudsonn Legnaghi/São Joaquim Online)

 ブラジル南部では、記録的な雨の後に強い寒気が流れ込み、急速に気温が下がったのを受け、サンタカタリーナ州の山間部では、今年初の降雪を見た。  寒冷前線の通過で、ブラジル南部では、8日も大雨や突風(一部では竜巻だったとの報道も)の被害が報告されていたが、湿気を帯びた空気が急に冷やされたため、サンタカタリーナ州山間部のウルペマで9日 ...

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女医の診察拒否で男児死亡=救急車での病院搬送叶わず

 リオ市で7日朝、持病を持つ1歳半の男児が病院への搬送を必要とする状態に陥ったが、救急車で来た女医が診察もせずにそのまま立ち去り、男児は自宅で死亡するという事件が起きた。  亡くなったブレノ・ロドリゲス・ドゥアルテ・ダ・シウヴァ君は、神経疾患を患っており、自宅でのケアを認められていたものの、何か起きたときには救急車で病院に来るよ ...

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