蜂鳥誌友委員会は『第12回かずま忌俳句大会』を17日午前9時から熟連会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 134 – Liberdade)で開催する。句会「蜂鳥」元主宰でニッケイ俳壇元選者の富重(とみしげ)かずまさんを偲んだ大会で、昨年は約40人が参加した。 兼題は「かずま忌」「紫陽花(あじさい ...
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秋の叙勲祝賀会、7日
【既報関連】先月3日に発表された日本政府による「平成29年秋の叙勲」で、在聖総領事館管内の受章者を招いた『叙勲祝賀会』が、7日午後7時半から、サンパウロ市文協貴賓室(Rua Sao Joaquim, 381)で行われる。 受章者は、菊地義治氏(77)、城田志津子氏(80)、フェルナンド・ヒサノ氏(68)の三氏。参加費は100 ...
続きを読む »大耳小耳
山形県人会の青年会は来年1月から月に1回程度、ポ語学習者を対象にした勉強会の開催を計画している。駐在員家族などサンパウロ市に来たばかりでポ語に不慣れな人々を集めて、青年会会員、日語学習者がポ語の日常会話を教えるもの。教科書に載らない俗語表現を学び、すばやいやり取りの会話に慣れられそう。有山さんは「これも会員を増加させるための活 ...
続きを読む »パラグァイのマンゴーの話=天与の恵みを無駄にしている=アスンシィオン在住 坂本邦雄
昔の支那の人で、世界の漫遊旅行者、 Hwen・Tisangは、紀元前622年にインドへ旅した。 そこで知ったマンゴーの素晴らしい特性を多くの他の国々に広めた最初の人物だとされる。 南米のブラジルは18世紀に、ポルトガルの航海者によりマンゴーがアフリカ北部からリオデジャネイロに持ち込まれて知られ、試食した初めての国である。 ...
続きを読む »どこから来たの=大門千夏=(2)
一二〇×一七〇㎝の大きな額付きの絵を二人で両端を持ちあって、あのグローリア街の緩やかな坂道をエッサエッサと上り、時々前後、夫と入れ替わって背の低い私は肘を上げて道のコンクリートに額の石こうが触れないように持ち上げて大切に運ぶ。 「大きい事は良いことだァ…」と二人で歌いながら何度も何度も休憩しながら裁判所の横に出る。金色の額が真 ...
続きを読む »シャペコエンセ=最終戦終了間際のゴールで勝利=自力で来年のリベルタ杯出場を掴む
サッカー・ブラジル全国選手権1部リーグの最終節が3日に行われ、1年前にコロンビアで発生した飛行機墜落事故により、選手や監督、チーム関係者のほとんどを失ったシャペコエンセが、ホームでのコリチーバ戦に2―1で勝ち、全20チーム中8位に食い込む大健闘を見せた。 選手や監督、チームスタッフのほとんどが事故で命を落とし、文字通りゼロか ...
続きを読む »《ブラジル》株価もレアルも急速に冷却?=「やはり年金改革は無理」と市場は見る
現在ブラジルでは、テメル政権が望む年金改革の先行きに暗雲が立ち込めていることから、株式市場が急速にこれまでの熱を失い始めている。 サンパウロ株式市場指数(Ibovespa)は11月29日に2%、30日には1%下げ、11月全体では3・15%マイナスを記録した。
続きを読む »《ブラジル》大統領選=世論調査でルーラ支持率上昇=2位ボルソナロも安定化=3位マリーナが出馬表明=アウキミンとシロで5強状態
ダッタフォーリャによる18年大統領選に関する世論調査が11月末に行われ、ルーラ氏(労働者党・PT)が依然として、34%と圧倒的な支持率を維持しており、2位の極右候補、ジャイール・ボルソナロ氏(愛国党に移籍予定)への支持率も安定していることがわかった。3日付フォーリャ紙が報じている。 今回の調査は11月29、30日に全国の68 ...
続きを読む »《ブラジル》公共無料医療システムの手術待ち件数90万超=12年も待っている人も=症状悪化で命の危険さえ
ブラジル連邦医師審議会(CFM)が行った調査によると、統一医療保険システム(SUS)による非緊急の手術を待っている人の数は、少なくとも90万4千人に上り、その一部は10年以上も手術を待たされている事が分かった。4日付現地紙が報じている。 この調査は、ブラジル国内各州と各州都の保健局のデータを集めて行われたが、返答したのは16 ...
続きを読む »《ブラジル》社会保障制度改革=実行しなければ財政破綻=保健費や教育費も皆無に?
今年中に年金問題を含む社会保障制度改革の下院承認を目指す政府が、同制度改革を行わなければ、2028年には保健費と教育費の支出や両分野への投資が不能となるとの試算例を提示したと3日付現地紙が報じた。 社会保障制度改革には上下両院で2度ずつ、議員総数の3分の2以上の賛成票を得なければならない。だが、現状では賛成票獲得が困難なため ...
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