ブラジルの自動車製造業界では07年以降、景気後退による売上激減や消費者の趣向の変化が起きており、古豪3社のシェアも激減したと22日付現地紙が報じた。 競合するメーカー出現と大衆車の需要減少は、スポーツタイプの車を愛好する消費者が増えた事などとも相まって、業界再編を促した。
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《ブラジル》反テメルデモ=15州で辞任と直接選挙要求=一般市民への訴求力いま一つ
【既報関連】ミシェル・テメル大統領の辞任と、後任大統領を選ぶ直接選挙の実施を求めるデモが21日、15の州で発生したと、22日付現地紙が報じた。 サンパウロ市では、朝から冷たい雨が降り、主催者のブラジル人民戦線(FBP)が期待したほどの動員はなかったが、2万人を動員したと主催者は語っている。軍警は動員人数の概算を行わなかった。 ...
続きを読む »東西南北
20日夜から21日夜までかけて行われた、今年のサンパウロ市ヴィラーダ・クルツラルは、雨にも祟られ、閑散とした出足で終わった。ジョアン・ドリア新市長は、主要ステージをこれまでのセントロ集中から、北部のアニェンビー、東部のカルモ公園、南部のインテルラゴスなどに拡散させたが、どこの会場も集客見込み数を大幅に下回り、一部のコンサートは ...
続きを読む »サンパウロ州110周年委員会ついに発足!=式典は日本祭り会場に決定=若手委員を積極採用
「次の150年、200年へと続く第一歩に」―。19日夜、ブラジル日本移民110周年記念祭典委員会(菊地義治実行委員長)が文協貴賓室で正式発足した。画家の若林和男さんがデザインした、二羽の折り鶴に両国関係の未来を託した『記念ロゴマーク』が発表されるなど、翌年に迫る移民110周年に向け、準備を本格化させる見込みだ。70人近くの関係 ...
続きを読む »■ひとマチ点描■結婚式のあでやかな着物展示
ブラジル日本移民史料館では、文協ビル3階にあるショーケースで「結婚式の着物」の企画展示をしている。見学は無料。平日と土曜の史料館事務所の営業時間帯のみ見学できる。普通は入れない場所にあるため、3階でエレベーターを降りてすぐにある事務所で申し込みを。 さらに特別企画として、水野龍が運行した第1回移民船「笠戸丸」が、神戸港を出発 ...
続きを読む »10万人分の手形で絵を=当地で収集、東京パラで展示へ
一般社団法人「ハンド・スタンプ・アート・プロジェクト」(代表・横山万里子)の海外特派員、宮澤かれんさん(18歳、東京)が4日に来社し、活動報告をした。 この「ハンド・スタンプ・アート・プロジェクト」(HSAP)とは、病気や障害を抱える子供や支援者らの手形を集めて一つの美術作品を作り、2020年の東京パラリンピックの開会式での ...
続きを読む »モニカ作者=特製ロゴで在日ブラジル人の支援=地域住民との共存目指し
ブラジルの国民的人気漫画『モニカ』の作者マウリシオ・デ・ソウザさん(81)は3月、滋賀県湖南市で地域との交流をする日系人市民グループ『カリーニョ』(高橋ファビオ代表)の活動支援のため、特製ロゴを無償提供した。 同団体は、市内の日枝中学校で日本語教室を担当し、外国籍児童への教育に精力的に励んできた青木義道教諭が発起人となり、昨 ...
続きを読む »世界的企業JBSが政界裏幕を暴露=今度はテメル大統領に爆弾炸裂=ブラジリアは改革放って右往左往=サンパウロ市在住 橘 馨
5月に入って気候も良くなり、経済の面でも明るさが見えて来た。何ともパッとしないブラジルもこれで良い方に進むのかと期待していたら、おっとどっこい、行政の中心部に爆弾炸裂です。それで先週後半から大統領府の業務はストップ、政界の偉い先生方も右に走り左にあたりで、大混乱となっています。 この全く考えてもいなかった爆弾騒動は、今度はブ ...
続きを読む »日本宗教がディズニー監督の心の支え
ブラジル人初のディズニーアニメ映画監督となった松田レオナルドさんとの取材後、「もしも書きたければ、私が創価学会で仏教を学んでいることを記事に加えても大丈夫です」と松田さんからメールが入った。 調べてみると同学会のニュースサイト「SEIKYO Online」に3月27日付けで掲載された松田さんのインタビュー記事が出てきた。創価 ...
続きを読む »《ブラジル》JBS社主兄弟の司法取引は罪深い「完全犯罪」
テメル大統領は20日午後3時前、緊急声明で「盗聴者は完全犯罪を行った」との異例の糾弾をした。ここから分かることは「JBSのバチスタ兄弟にはめられた」と大統領が激怒していることだ。ブラジルには「大物役者」がそろっていると思っていたが、今回ばかりは度肝を抜かれた。いくら政治家の汚職がひどいとはいえ、自分と企業を生き残らせるために、 ...
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