狂言師の小笠原匡(ただし)さんと息子・弘晃さんが来日し、先月15、16の両日に文協大講堂で狂言公演を行なった。HISブラジル主催。上演はポ語交じりで行なわれ、狂言を初めて観た来場者も大いに楽しませた。 匡さんが当地で公演を行なうのは2回目。15年にサンパウロ市のSESCピニェイロス劇場で初公演を行ない、好評を博した。 公演 ...
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■ひとマチ点描■本門佛立宗、御教歌要集を刊行
20年がかりの地道な翻訳作業が結実し、ブラジル本門佛立宗(高崎日現教区長)は念願だった『日ポ・佛立御教歌要集』(コレイア教伯・佐藤雅江共編)を先月28日に発刊した。 開祖・日扇聖人の生誕二百周年に併せ刊行された同集は、法華経を中心にした御教歌1772首を収録。日語、ローマ字ルビ、四行の詩文形式でポ語訳文が付され、韻や音を踏ま ...
続きを読む »南東軍司令部に錦鯉を放生=日系社会との友好の証に
リベルダーデ友好協会(平崎靖之会長)は、『錦鯉の放生式』を、16日、サンパウロ市にある伯陸軍南東軍司令部(ジョアン・カミロ・ピレス・デ・カンポス総司令官)で行なった。 平崎会長が中心となって、友好関係を暖めてきた日系社会と伯陸軍。昨年、マウロ・セザル・ロレナ・シジ前大将任期中に、同司令部敷地内の広大な池に錦鯉が放たれおり、今 ...
続きを読む »文協シネマ『学校Ⅱ』上映
ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)は、映画上映会「文協シネマ」を7日午後1時から文協小講堂(Rua Sao Joaquim, 381)開催する。今回は『学校Ⅱ』(山田洋次、1996年)を上映。入場無料。 『学校Ⅱ』は名監督、山田洋次による「学校」シリーズの2作目。北海道の高等養護学校を舞台に、問題児2人の成長を見守る教 ...
続きを読む »大耳小耳
「ブラジル岐阜県人会便り」314号が10月に発行された。巻頭には日比野健一会計理事による、世界的なベストセラー、新渡戸稲造の『武士道』を日本の道徳教育の教材に受け入れたらどうかとの興味深い提言。理事会議事録では「岐阜県人ブラジル移住105周年、県人会創立80周年」の日付が来年2018年7月29日(日)に決まったとの報告。母県側 ...
続きを読む »リオから大統領が生まれないその理由は?
ブラジルの政界用語の中のひとつに「カフェ・コン・レイテ(コーヒーと牛乳)」という言葉がある。これは「カフェ」がサンパウロ州、「レイテ」がミナス・ジェライス州を、それぞれの特産品に喩えたものだ。これはつまり、「ブラジルの大統領は伝統的にこの2州の政治の長の持ち回り」ということを意味する▼実際問題、共和国になった1889年から19 ...
続きを読む »中国・ブラジル貿易関係より深める=ブラジル製品輸入拡大で合意
サンパウロで開かれ、ブラジルと中国双方の企業400社が参加した、ブラジル・中国セミナーで29日、中国がブラジル製品の輸入を拡大する協力協定に調印した。この協定は、中国貿易促進協議会(CCPIT)とビジネスリーダーグループ(Lide)との間で締結された。 CCPIT会長の陳氏は「ブラジル製品は大歓迎だ。我々は貿易における新しい ...
続きを読む »《ブラジル》アウキミン氏=「連立与党は離脱する」=ラジオ番組で改めて明言=連邦政府とPMDBは遺憾=テメルは土曜日にも交渉へ
民主社会党(PSDB)の新党首就任が有力視されている、サンパウロ州のジェラウド・アウキミン知事が28日、テメル政権から離脱する意向を明言した。テメル大統領(民主運動党・PMDB)は12月2日にアウキミン氏と話し合いを持つ予定だが、連邦政府やPMDB内部では既に不快な感情を抱いているという。29日付現地紙が報じている。 アウキ ...
続きを読む »《ブラジル》新移民法施行当日にやっと運用基準発表=基準が曖昧でビザ発給混乱=国際企業が人事で不便被る
ブラジルで今年4月に上院を通過し、5月に裁可、21日から施行されている新移民法が、国内で営業する多国籍企業の幹部社員の異動や就任などの動きを妨げていると、29日付現地紙が報じた。 新移民法は、裁可から施行までに180日の猶予があったが、運用規範となる適用法令が出されたのは、施行当日の11月21日だった。適用法令が出されるのが ...
続きを読む »《ブラジル》中国交通建設が南部鉄道に触手=サンパウロ州内の契約更新次第だが
インフラ関連事業などでブラジル進出が著しい中国企業の一つ、中国交通建設股份有限公司(CCCC)が、ブラジルの南部3州を走る南部鉄道(Malha Sul)の株式購入を考えていると29日付現地紙が報じた。 コーザン・グループのRumo(旧ALL)が運営する南部鉄道は、サンパウロ州内の2039キロを含むと総延長7208キロの貨物鉄 ...
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