ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)の定期総会が先月30日夕方、文協ビル5階の県連本部で行なわれた。経費が膨らむ日本祭りに、創立50周年事業もあった昨年度だったが、最終的に約22万レアルの黒字で終えた。 通常会計は収入約25万レアル、支出約27万レだった。創立50周年事業の影響で赤字となった。第19、20回日本祭り ...
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大耳小耳
和歌山県人会の第6号会報が先月末に刊行かれた。3週間ホームステイを経験する短期訪日交流事業や、総会、サンビセンテへのピクニックの報告などが掲載された。9日の屋台祭りや日本祭りで販売する、お好み焼きの紅しょうがを準備する様子も。今年も美味しい味を提供してくれそうだ。冊子は日ポ両語ながら40ページという厚さ。10月29日の県人移住 ...
続きを読む »入居者ら新しい我が家に喜び=憩の園が草の根資金で施設改修
日本政府による草の根無償資金で援助を得た、救済会の老人ホーム「憩の園」が先月29日、施設改修を終え記念プレートの除幕式を行なった。 資金は昨年3月、環境改善を目的に5万8298米ドルが贈与された。同園の施設は1980年代のまま老朽化が進んでいた。今回の修繕では破損した部分を修繕し、壁を塗装し直した。また風呂場やテラスなども新 ...
続きを読む »「無効と間接選挙」=ポルト・アレグレ在住 杉村士朗
3月9日付リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ市発行の日刊紙「ゼロ・オーラ」の寄稿頁欄に「無効と間接選挙」と題された弁護士・選挙法教授アントニオ・アウグスト・マイエル・ドス・サントス氏の寄稿文が掲載された。 我々の正しいブラジル理解への一助として、その仮訳を紹介したい。 よく知られているように、2014年大統領選挙で ...
続きを読む »5年経て宮本記者帰国=日経新聞社で人事交代
日本経済新聞の人事異動で、宮本英威さん(39、東京)が5年の赴任期間を終え帰国となった。サッカーW杯、リオ五輪、大統領罷免など話題の多かった時期を過ごした。 任期は12年4月~17年3月だった。「日系人の支えもあったし、懐の深いブラジルに受け入れてもらったと感じる。楽しく仕事できた」と感謝を示した。帰国後は国際アジア部に配属 ...
続きを読む »■ひとマチ点描■脳科医=祖父はハワイへデカセギに
沖野輝彦さん(82、広島)。脳神経外科医。今も都内の病院で現役として活躍する。知人の勧めもあって、当地に旅行で訪れた。 12歳の頃、爆心地から12キロ離れた小学校で被爆したという。祖父はハワイへデカセギを経験。米国オハイオ州立大学に留学時には、祖父のデカセギ先を訪問したことも。 そんな背景もあって「移民の多いブラジルにも訪 ...
続きを読む »スポルチかフラメンゴか?=「因縁の87年」の真の全国選手権勝者は?
「1987年の真のリーグチャンピオンはどのチーム?」―。この問題はブラジルサッカー界で長らく議論の的となっていたが、また、再燃の兆しが出てきた。 ことの発端はこうだ。1987年、ブラジルサッカー連盟(CBF)と、コリンチャンス、パルメイラス、サンパウロ、サントス、フラメンゴ、フルミネンセ、ボタフォゴ、ヴァスコ・ダ・ガマ、クル ...
続きを読む »リオ・カーニバル=モシダーデがポルテーラと同点優勝と認定=採点ミスがなければ同点だったと
2月末に行われた今年のリオ市のカーニバルの優勝は、3月1日に発表されていたポルテーラと、モシダーデンデペンデンチ(モシダーデ)とで分け合うこととなったと6日付ブラジル現地メディアが報じた。 リオ市のカーニバルでは、エスコーラと総称される大規模なサンバグループがパレードの見栄えや打楽器演奏の見事さなどを競うコンテストが行われて ...
続きを読む »《ブラジル》ナタル市でも給水制限=100年で最悪の干ばつ受け
リオ・グランデ・ド・ノルテ州ナタル市では、過去100年で最悪といわれる干ばつのため、2月8日から、輪番制の給水制限が行われている。 給水制限の対象となっているのは同市の住民が最も集中し、約35万人が住む市内北部だ。ここでは、約70%の家庭が市創設以来初めてという事態に戸惑いながら暮らしている。 フランシスカ・フェレイラさん ...
続きを読む »《ブラジル》社会保障制度改革に反対の議員が大多数=反対表明議員は賛成の2.5倍=「必ず改革を達成する」と財相=頓挫すれば景気回復危うく
6日付ブラジル現地紙が、年金改革を軸とする社会保障制度改革に賛成か反対かを下院議員に質問したアンケート結果を発表した。その結果は賛成95、反対251で、ミシェル・テメル大統領(民主運動党・PMDB)による、年金改革達成への道には多くの困難が待ち受けていると同紙は報じた。 下院の総数は513人で、年金改革可決には308票の賛成 ...
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