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2017の記事一覧

TPP崩壊をチャンスに=ブラジルとアルゼンチンが太平洋諸国に接近の動き

アルゼンチンとの会談の後、記者団に成果を語るブラジル産業通商サービス省の高官たち(Antonio Cruz/Agência Brasil)

 ドナルド・トランプ米大統領が1月23日に環太平洋貿易協定(TPP)からの離脱に関する大統領令に署名した8日後の1月31日、ブラジルとアルゼンチンが共同で、日本、カナダ、太平洋諸国との関係強化を望んでいると発表した。  ブラジルのマルコス・ペレイラ産業通商サービス相と、アルゼンチンのフランシスコ・カブレラ生産相が会談した後、ブラ ...

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《ブラジル》上院議長はレナン氏後継者か=最高裁、両院が仕事始め=ファキン判事、LJ報告官に前向き=下院議長選は本日2日

カルメン・ルシア最高裁長官(Jose Cruz/Agencia Brasil)

 ブラジル連邦最高裁は1日、1月19日に急死したテオリ・ザヴァスキ判事に代わるラヴァ・ジャット作戦(LJ)の新たな報告官の選出を行った。また、上院では1日、下院でも2日に議長選が行われるなど、同作戦の今後の行方を占う動きがはじまった。1日付G1サイトなどが報じている。  最高裁、議会は共に1日が今年の始動日となったが、共に重要な ...

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ブラジルの失業率=16年第4四半期は12%=年間平均は11・5%に=景気回復前にまだ悪化か

 ブラジル地理統計院(IBGE)が1月31日、全国家庭サンプル調査(Pnade)の継続調査によれば、16年第4四半期の失業率は12%に達し、1234万2千人が失職状態にいたと発表したと同日及び2月1日付現地紙、サイトが報じた。  16年第4四半期の失業率は、Pnadの継続調査が始まった12年以降で最も高い。これにより、16年の平 ...

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アルゼンチン=移民制限の大統領令発令=「アルゼンチン国民が第一」とマクリ大統領

マクリ大統領(Agencia Brasil)

 アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領は1月30日に、移民法を改正する大統領令に署名したと1月31日付ブラジル国内紙が報じた。  同改正案は、犯罪歴を持つ移民や、ペルー、パラグアイ、ボリビア、メキシコといった麻薬密売の盛んな国から入国してくる移民を制限する事を目的としている。  改正の理由として、マクリ大統領は「アルゼンチン人 ...

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《ブラジル》第10回キャンパスパーティー=先端技術の祭典、サンパウロ市で開幕

キャンパスパーティーの様子(Campus Party Brasil)

 今年で第10回目を数える、ブラジル最大のIT、ロボットテクノロジー、ゲームの祭典であるキャンパスパーティーが1月31日、サンパウロ市北部アニェンビーの展示場で開幕したと1日付現地紙、サイトが報じた。  会場はエアコンが無くて暑く、無線で電子機器をインターネットに接続するWi‐Fi設備もない。初日は光ファイバーケーブル盗難による ...

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《ブラジル》小頭症児の4割は未婚母から=保健省の調査で明らかに

 ジカ熱の流行と共に国内で大量に発生した小頭症児の内、4分の1は母親が10代で出産していた事が明らかとなった。1日付エスタード紙が報じている。  保健省のデータによると、15年11月~16年9月に生まれた小頭症児3152人中、24%にあたる768人は10代の母親から生まれていた。この統計での小頭症児はジカ熱感染にはよらない例も含 ...

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東西南北

 ジョアン・ドリア・サンパウロ市市長の医療対策である、診療時間外の時間帯を利用して手術や検査を行う「コルジャン」がはじまって3週間が経過したが、1月31日までの時点で、既に10万件の検査を実施したという。その内訳は、妊婦の超音波検査が5万5千件で最も多く、マンモグラフィーが1万2千件、心電図とトモグラフィーが各5千件などとなって ...

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水野龍を巡る二つの講演=知られざる功績と航海日誌秘話=(上)=カフェーパウリスタ1号店は大阪府箕面

映像作家の若林あかねさん

 水野龍がコーヒーを日本に広めたという隠れた功績を象徴する「カフェーパウリスタ」と、長年日の目を見ることがなかった彼の「笠戸丸航海日記」という重要なテーマに関して、サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)とブラジル日本移民史料館(森口イグナシオ運営委員長)が共催して19日午後、第19回『コロニア今昔物語』講演会を行い、約50人 ...

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サウデ日語校から多数入選=日本の絵手紙コンクールで

受賞者のみなさん

 日本文化に親しむ場として、絵手紙を取り入れているサンパウロ市のサウデ日本語学校から、多くの生徒が日本のコンクールで入賞を果たした。賞状を手にした生徒らが24日に来社し、喜びの声を届けた。  応募したのは『第20回筆の里ありがとうのちょっと大きな絵てがみ大賞』。熊野筆で有名な広島県熊野町での行事で、例年当地からも、サンパウロ絵手 ...

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第2回モリンガ講演=11日、宮城で

倒木した木自体からも分枝して、力強く成長するモリンガ

 健康植物として注目を集めるモリンガの講演会が11日午前10時から、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で行なわれる。進行は日語、入場無料。  前回に続き日本国際開発機構(JAIDO)元中南米担当の野澤弘司さんらが登壇する。愛好者による経験談報告もある。  来社した野澤さんは、「モリンガが何故身 ...

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