ホーム | 2017 (ページ 386)

2017の記事一覧

サンパウロ市バス地下鉄=公共交通機関カード、ビリェッテ・ウニコが機能停止=対応求め利用者が長蛇の列

 11日以降、サンパウロ市地下鉄や都電(CPTM)、バスで使われているビリェッテ・ウニコ約9万枚が予告なく課金不能となり、対処を求める人たちが、運営会社のSPトランスの窓口に殺到する事態が起きている。11日付G1サイトや13日付エスタード紙などが報じている。  このビリェッテ・ウニコは、前もって課金しておけば、カードを機械にかざ ...

続きを読む »

東西南北

 サンパウロ州クラヴィーニョスで先週、炭化した若い青年の遺体が見つかった件で、警察は11日、イタベルリー・ロザノ・ローザ君(17)の母親のタチアナ、義父のアレックスの両容疑者を殺害容疑で逮捕した。タチアナ容疑者は逮捕後、12月29日に、薬物使用者で同性愛者のイタベルリー君が4歳の弟と自分を殺そうとしたため、首を絞めてナイフで3回 ...

続きを読む »

勝ち組子孫が国相手に勝訴=「父はテロリストではない」=第一審で誤認認定と慰謝料

手前が真二さん、奥が民生さん

 「父はテロリストではない。国家に間違いを認めてもらい、謝罪してほしい」――弁護士の佐藤真二さん(53、二世)、従兄弟の佐藤民生さん(たみお、54、二世)ら佐藤家の3兄弟は、父が1950年に「国民前衛隊」の一員として逮捕され、3年7カ月間も拘留された。10年ほど前から父の調書などを調べ始め、あまりに法的にいい加減な状態であったこ ...

続きを読む »

アマゾン移住90年へ意気込み=2年後に控え、ベレン新年会で

恒例の餅つきで新年を祝った

 【ベレン発】アマゾン地域の主要日系団体が8日昼、新年祝賀会を催した。会場となった汎アマゾニア日伯協会(パラー州ベレン)の神内講堂には約200人が集り、旧年を省みつつ新年を祝った。  日伯協会の生田勇治会長はじめ、アマゾニア日伯援護協会の山本ジルベルト会長、パラー商工会議所の山本陽三副会頭、北伯県人会連合会の武田司平副会長らが祝 ...

続きを読む »

日舞京藤間の舞初め=カンピーナスで22日

案内のため来社した京間勘靖子、勘悦子会主

 日本舞踊の京藤間流(京藤間勘輝二代目家元)が、22日正午から『京藤間流新年舞初め』をカンピーナス日本ブラジル文化協会(Rua Camargo Paes, 118, Jardim Guanabara, Campinas)で開催する。入場無料。  今年で35回を迎えた同イベントでは、最年少の20代から最高齢80代まで、約35人の舞 ...

続きを読む »

修養団、講習会7都市で=保坂講師が来訪し意欲

(左から)桜井会長、来伯した保坂講師

 ブラジル修養団連合会(桜井仁会長)は日本本部より保坂正志さんを講師として招き、約1カ月に渡って、サンパウロ・パラナ両州7都市で講習会を行う。  「愛と汗」の精神を通じた社会教育を行う修養団は日本で昨年2月、110周年を迎えた。皇太子同妃両殿下ご臨席の下、東京都内で記念大会を開催し盛大に祝賀した。  ブラジルには、創立者である蓮 ...

続きを読む »

大耳小耳

 俳誌『朝蔭』446号が12月に刊行された。《大君の退位問わるる菊館》(林とみ代)は「祖国の今」と言う重みを秘めた句だ。《きれい好きの母を想いて墓洗う》《蛍舞ひ母が近くに居る如く》(伊藤きみ子)の連作には惹きこまれる何かが感じる。《妻看取り窓に見上げる春の星》(青木駿浪)は状景が目に浮かぶ。《教会の尖塔あかねに黒母の日》(松原本 ...

続きを読む »

サッカーを通じた多文化共生事業

 「ブラジル人サッカークラブ大泉」の存在意義は大きい。7人制競技ソサイチの話だ。チームは関東リーグ初代王者を目標に掲げるが、それよりも大事なのは、運営方針にある「共生」というキーワードではないか。  所属選手はブラジル人以外に、亜国など南米出身者で大半を占め、日本人も一緒に戦う。つまり団結して結果を出すことで、「ブラジル人と日本 ...

続きを読む »

《ブラジル》 移民110周年実行委員会は地方連合会を主役に

戦後、パラナ日系社会をまとめ上げた上野アントニオ下議(故人)

 パラナ州とサンパウロ州が二大日系集団地であることは、誰もが認めるところだが、連合会のあり方はまったく異なる。パラナ州は傘下の74団体が集まって総会を開き、74人の会長の中から、連合会(リーガ・アリアンサ)の会長を選出する。本部がロンドリーナにあるので、多くの場合、北パラナの団体会長が連合会会長になる。同地の日系社会のリーダー、 ...

続きを読む »

カーニバル=財政危機でパレード中止=北東部パラー州都のベレンで

 2月はブラジルにとっては非常に大事な月だ。それはカーニバルが行われる月だからだ。リオのカーニバルは世界中の誰もが知っているが、ブラジルでは全国各地で、それぞれの自治体の特色をにじませたカーニバルが行われている。  だが、経済危機が叫ばれる昨今、どこの市も財政が厳しく、従来と同じ形でカーニバルを開催できずに規模を縮小したり、開催 ...

続きを読む »