サンパウロ市西部にあるサンパウロ総合大学(USP)構内のウニヴェルシタリオ病院(HU)が、21日から小児科の救急外来を閉鎖したと同日付現地紙サイトが報じた。 HUは、USPの学生や職員だけではなく、近隣の住民の必要にも対応している病院で、USP医学部生にとっては、研修の場所でもある。 だが、近年は同病院が受け取る資金が減っ ...
続きを読む »2017の記事一覧
リオ州のガロチーニョ元知事夫妻逮捕=4度の選挙で収賄の容疑
22日、夫婦で元リオ州知事をつとめたアントニー&ロジーニャのガロチーニョ夫妻が収賄容疑などで逮捕された。22日付現地紙サイトが報じている。 主な罪状は、2人のいずれかが出馬した10、12、14、16年の4回の選挙キャンペーンにまつわる収賄容疑だ。
続きを読む »ブラックフライデー=今年は銀行、不動産も参戦=注意呼びかける消費者保護センター
24日(金)の「ブラックフライデー」(11月最終金曜日の特売日)を目前に控え、サンパウロ州の消費者保護センター(プロコン)が、消費者からのクレームが増える事が予想されるとしていると22日付現地紙が報じた。 これまでもブラックフライデーを行ってきた家電量販店などの他、銀行や不動産屋もブラックフライデーに参加するようになってきた ...
続きを読む »東西南北
22日付現地紙によると、ジョアン・ドリア・サンパウロ市市長は、来年の選挙では大統領選ではなく、サンパウロ州知事選に出馬することになりそうだという。その理由は、ドリア氏にとっては政治家としての師匠であるジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事を大統領候補に推す声が、民主社会党(PSDB)党内で強くなってきているためだという。アウ ...
続きを読む »一時間のノルデスチ旅行
ある昼下り、食事処を探しにコンデ・デ・サルゼーダス街へ。セー駅から徒歩5分ほど。治安が良い場所とは言えず、東洋街に住んで半年以上経つが、一度も足を踏み入れたことが無かった。 だが日本移民とは縁が深い場所だ。1910年代前半から住み始め、ブラジル初の日本人街となった場所だからだ。今はノルデスチ(北東伯)から移ってきた国内移民が ...
続きを読む »コーヒー豆のカスからバイオディーゼル
ニュースを流しながら家事をやっていたら、英国ロンドンで、コーヒー豆のカスから抽出した油を使ったバイオディーゼルが2階建てバスの燃料に加えられるとの報道があった▼英国は紅茶のイメージが強いが、ロンドン市民が飲むコーヒーは1日平均2・3杯。単純計算では年間20万トンの豆カスが出るという。ゴミ廃棄場に送られた豆カスはメタンガスや二酸 ...
続きを読む »ブラジル・サッカー=「ジョーをセレソンに」=屈辱のW杯から鮮やかな復活劇
今年のブラジルのサッカー全国選手権は、コリンチャンスが3節を残して2年ぶり7回目の優勝を飾ったが、今年の最優秀選手の有力候補はコリンチャンスのセンター・フォワードで得点王争いも演じているジョーだ。 ジョーは、サッカーファンには3年前の地元開催W杯で全く活躍できなかった選手として認識されている。ほとんど出番もないまま無得点に終 ...
続きを読む »世界銀行=ブラジルの公共予算の使われ方をチェック=「もっと効率性を高め、不当な特権を廃止せよ」と耳の痛い指摘
世界銀行は21日、ブラジルの公共支出を八つの分野に分けて分析した報告書を、エンリケ・メイレレス財相とジオゴ・オリヴェイラ企画相に渡した。 この報告書では、予算の額はふさわしいか、予算は効率的に使われているか、社会正義の観点に則っているかの、三つの側面で評価されているが、結果は必ずしもブラジルにとって好意的ではなかった。
続きを読む »サンパウロ市でA型肝炎流行=昨年同期の11倍の患者発生
サンパウロ市でA型肝炎の患者が急増し、保険局が注意を促している。 A型肝炎ウイルスにより感染するA型肝炎は、上下水道が整備されている地域では発生が少ないが、衛生環境が劣悪な地域では蔓延しがちだ。 サンパウロ市の場合、昨年の1~9月に確認された患者数は57人だったのに対し、今年は9月までに11倍近い617人の感染が確認された ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領がマイア下院議長に再接近=新都市相に腹心人物で誠意=BNDES総裁人事も配慮?=社会保障改革に協力不可欠
社会保障制度改革などを連邦議会で通過させることを目的に、テメル大統領が、ロドリゴ・マイア下院議長に近い人物を都市相に選ぶなどの策に出ていると、20日付現地紙が報じている。 テメル大統領は19日、マイア議長宅を訪れて、昼食を共にした。そこには、先週末、大統領から次期都市相就任を正式に要請されたアレッシャンドレ・バウジー下院議員 ...
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