ブラジル帝国では「ペドロ1世」だが、彼は本国の王位継承者でもあり続け、ポルトガルでは「ペドロ4世」と呼ばれている。父ジョアン6世が亡くなったあと、ペドロの弟ミゲルが王位を勝手に名乗ったのが原因で暴動まで起きた。そのため、ペドロ1世は1831年にブラジル皇帝位を退き、長男ペドロ・デ・アルカンタラ(ドン・ペドロ2世)に譲位した。 ...
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回想=渡満、終戦、そして引き揚げ=浜田米伊=(2)
春になって一番に咲く花を、満語では迎春花(インチュウホワ)と言います。これが咲き始める少し前くらいには、昼間少し融け始めた屋根の雪が、夕方寒くなるとツララになってぶら下がります。しばらくこの時期があって、次第に暖かくなって種蒔きや植えものなどが始まるのです。 満州は物々交換の国ですから、とれた穀物を合作舎に出して衣類(防寒具 ...
続きを読む »サッカー=ホージェルが癌手術から練習に復帰=自己ベスト・シーズンに病魔襲うも
サッカーのリオの名門チーム、ボタフォゴでセンター・フォワードをつとめるホージェル(32)が腎臓癌の手術による1カ月の入院生活に終止符を打ち、7日から早速練習場で汗を流し始めている。 ホージェルは32歳のベテラン選手だが、今年はキャリアでベストの成績を収めていた。 彼は若い頃はなかなか芽が出ず、国内のチームを毎年のようにたら ...
続きを読む »《ブラジル》前下院議長エドゥアルド・クーニャ被告がルシオ・フナロ容疑者の証言を徹底的に否定=JBS社主ジョエズレイ・バチスタ被告責め、テメル大統領擁護=検察庁による陰謀説唱える=自身のデラソンは成立せず
昨年9月に議員罷免処分を受け、同10月からはラヴァ・ジャット作戦で逮捕されている前下院議長のエドゥアルド・クーニャ被告(民主運動党・PMDB)が6日、ブラジリアの裁判所で被告尋問に応じ、PMDBの元オペレーターで報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)で爆弾発言を行っているルシオ・フナロ容疑者を批判し、テメル大統領をかばった。7日 ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領=年金改革達成に弱気の虫?=早くも予防線を張る発言=「改革ならねば増税」と財相
【既報関連】ミシェル・テメル大統領(民主運動・PMDB)は6日、政権最大の課題として取り組んできた、年金改革を含む社会保障制度改革(以下、「年金改革」)が、達成できずに終わる可能性を公の場で初めて認めたと、7日付現地紙各紙が報じた。
続きを読む »《ブラジル》中国が医療分野でも進出=サンパウロ市にラテンアメリカ初の病院を建設
建設事業、電力、農業など、幅広い分野で投資を行い、ブラジルへの進出著しい中国が、医療でも国を挙げた投資を行おうとしている事が明らかになった。 10月30日付のサンパウロ州政府公式サイトによると、ジェラウド・アウキミン知事は同日、中国政府が派遣した医療関係者を州政庁に迎え、サンパウロ州政府と中国政府との間の医療分野での協力と、 ...
続きを読む »ブラジル不動産業界=金利低下で住宅の販売回復=ブラジル全土では昨年比25・5%増
【既報関連】ブラジル中銀による昨年10月からの大幅な利下げと、最近見え始めた景気回復の影響が、ブラジル国内の不動産市場にも及び始めていると7日付現地紙が報じた。
続きを読む »サンパウロ市=駅内で婚外子を置き去る=35歳の父親を現行犯逮捕
6日午後、サンパウロ市内のCPTMの駅構内で、3カ月になる赤ちゃんを置きざりにしようとした男性が逮捕される事件が起こった。7日付現地紙が報じている。 逮捕されたのは配管工のナイウトン・デ・ジェズス・アゼヴェド容疑者(35)で、同容疑者はこの日の午後1時50分頃、サンパウロ市セントロのCPTMブラス駅の構内にある柱のそばに、生 ...
続きを読む »東西南北
6日は久しぶりに前下院議長のエドゥアルド・クーニャ氏が公の場に現れて話題をさらったが、いつも通りの開き直りを見せたクーニャ氏とは対照的に、下院議長としては同氏の前任のエンリケ・アウヴェス被告は、証言台でただ泣きじゃくるばかりの姿が見られ、話題となった。「秘密口座の存在は認めるが、入金内容は知らなかった」と泣き崩れたのだが、それ ...
続きを読む »ブラジル、フランス両国=がん治療で新たな共同研究
ブラジルとフランスの医学者たちが、肉腫(しこり)から発展してがんとなる、希少ながんの治療法について、共同研究を行うことになった。 両国間のパートナーシップは先週、ブラジル国内でがんの診断、治療、研究を行っているACカマルゴがんセンターと、欧州でも屈指のがん研究センターの一つである、キュリー研究所との間で確認された。 ACカ ...
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