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2017の記事一覧

《ブラジル》倫理法人会=南米支部第1号、サンパウロ市に設立=「ブラジル中に倫理を普及して」

認可書と行動旗を受け取った須郷会長、マノエル・アウグスト・セメド専任幹事長

 サンパウロ倫理法人会(須郷清孝会長、70、二世)の設立記念式典が5日、同市内のチボリ・ホテルで開催された。式典には当地会員のほか、日本の一般社団法人倫理研究所の丸山敏秋理事長(64、東京都)、同研究所国際事業部の伏木久登部長、日本の法人会員ら約10人、米国南カリフォルニア支部からも4人が駆けつけ約100人で設立を祝った。 &n ...

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山本喜誉司賞=高橋、石井、原本3氏に栄誉=表彰式は10日に

(左から)長井委員長、根岸委員、大森委員

 農業分野の功労者を顕彰する「第47回山本喜誉司賞授与式」が、10日午後7時から文協ビル貴賓室(Rua Sao Joaquim, 381)で行われる。参加費100レ。  今年の受賞者は3人。サンパウロ州パラグアス・パウロスタ出身の高橋卓さん、ノーバ・グラナーダ出身の石井タカシさん、ヴァル・パライーゾ出身の原本薫さんが栄誉に浴した ...

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押し花アート展覧会=約300点もの作品展示

参加を呼びかける巽代表

 押し花教室「押し花アート」(巽ミリアン代表)は、『第11回押し花アート展覧会』を11日から19日、リベルダーデ区のレバノン聖母教会(Rua Tamandare, 335)の貴賓室で開催する。午前10時~午後7時まで、入場無料。  巽代表と生徒62人らが「四季の祭り」をテーマに思い出の場所や風景を描いた作品など約300点が展示さ ...

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長崎県人会創立55周年式典=平和盆踊りで晴れの日祝う

 ブラジル長崎県人会(川添博会長)は同県人会の創立55周年式典と平和盆踊りを12日午前10時、北海道協会(Rua Joaquim Tavora, 605, Vila Mariana)で開催する。  式典では、中村法道長崎県知事や田上富久長崎市長からのビデオメッセージが上映される。また、スザノ日伯学園生徒による平和についての作文朗 ...

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秋田県=副知事来伯=県系人の活躍に喜び=110周年の協力確認も=「宝のブラジルにはせこんだナー」

堀井副知事(右)ら南米訪問団全員が登壇し、歓迎会に参加した全員と秋田民謡「ドンパン節」を歌っている様子

 アルゼンチンの秋田県系人団体、在アルゼンチン秋田千秋会(藤井パオラ会長、三世)が今年、創立70周年を迎え、21日の記念式典に参加するため、母県から堀井啓一副知事らが慶祝に向かった。19、20日にはその道すがら、当地のブラジル秋田県人会(川合明会長)を訪れ、県人らの活躍を知ると共に、歓迎会で親交を深めた。南米訪問団として当地を訪 ...

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県連故郷巡り=ブラジル/ポルトガル/日本=不思議な〃三角関係〃=第17回=独立の功労者たちの学び舎

伝統的なたたずまいのコインブラ大学の建物

 ブラジルが植民地時代に搾取された税金や黄金によって作られたエリート大学と当時の人類の英知の結晶である図書館…。ブラジルからの視点でみると、素直に感動できない、ちょっと複雑な感想をおぼえる場所だ。  『ブラジル史』(アンドウ・ゼンパチ著、1983年、岩波書店)で調べてみると、こうあった。 《一八世紀の中ごろから、フランスの思想界 ...

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本日から掲載開始=回想―渡満、終戦、そして引き揚げ

 浜田米伊さん(よねい、87、高知県出身)=サンパウロ市リオ・ピケーノ在住=が書いた自分史『渡満、終戦、そして引き揚げ』を本日から掲載する。  浜田さんは1929(昭和4)年12月18日生まれ。1940(昭和15)年11月22日、11歳のとき満州開拓団として家族で満州へ渡った。危険な目に遭いながら戦中を満州で過ごし、終戦の翌年、 ...

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回想=渡満、終戦、そして引き揚げ=浜田米伊=(1)

 生きのびて  私達は南国土佐(高知県)出身の者で、父母は土佐和紙典具帖紙の工場で働いていました。父は4人兄弟で、上2人姉がいて次に兄(叔父)、それから父は末っ子でした。  父は始めから叔父さんの家族(叔父さんは8人の子供)と同居しており(私達は6人姉兄妹)、父の母親(おばあさん)も達者で、合わせて19人という大家族でした。村長 ...

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型破りな移民女性の爽やかな生きざま

自分史『どこから来たの』

 《長女に生まれた私はどこに行っても「跡継ぎ」であり「総領娘」であり「養子とり」で、ちやほやされたが、密閉した箱にいれられたようで息苦しい。いずれは母と同じように婿養子を迎えて、母と同じ一生を送るのかと思うと憂鬱である》(152頁)――これが大門千夏さん(本名「福居三千代」、76、広島県)の移住動機だった。  父は香料商、母はお ...

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《ブラジルサッカー》元ブラジル代表エルナネス=サンパウロFCでの活躍で、代表復帰待望論も

 かつて所属した名門を助けに帰国してみたら、いつのまにか代表復帰まで望まれる存在になっていた。それほどまでに今年のエルナネス(32)の活躍には目を見張るものがある。  エルナネスは2013年のコンフェデ杯、14年のW杯でもブラジル代表準として出場した実績を持っている。  持ち味は試合の状況にあわせて中盤のどのポジションもこなせる ...

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