ブラジル連邦議会下院で25日、テメル大統領に対する2度目の告発に対する審理継続を問う投票が行われた。8月の1回目同様、「告発反対」が規定数を上回ったため、今回も最高裁での審理開始は回避されたが、前回より支持数が落ち、下院全体の過半数も割り込むという厳しい結果となった。26日付現地紙が報じている。
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《ブラジル》テメル大統領の告発阻止も、課題山積の政府=「最優先は年金改革」だが=経済活性化政策も急がれる
ブラジル連邦検察庁による、ミシェル・テメル大統領に対する2度目の告発を阻止した政府は、社会保障制度改革(年金改革)を始めとする諸改革を進める意向だと、26日付伯字紙各紙が報じた。
続きを読む »《ブラジル》16年の地球温暖化ガス排出量が8・9%増加=世界7位の大気汚染国に
オブセルヴァトリオ・ド・クリマ(OC、地球温暖化などを研究する民間機関)が25日、16年のブラジルの地球温暖化ガス排出量は世界7位の22億7800万トン(二酸化炭素換算)で、前年比8・9%増えたと発表したと同日付現地紙サイトが報じた。
続きを読む »《ブラジル》経済基本金利を年利7・5%に切り下げ=4回連続での1%Pダウンに歯止め
ブラジル中銀の通貨政策委員会(Copom)は25日、経済基本金利(Selic)を0・75%ポイント(%P)切り下げ、年7・50%と決めたと26日付現地紙が報じた。
続きを読む »《ブラジル》アエシオ・ネーヴェス上院議員が民主社会党(PSDB)党首辞任を否定=身の潔白の主張と党大会のため
アエシオ・ネーヴェス上院議員は25日、当面は、現在休職中の民主社会党(PSDB)党首の座を正式に降りるつもりはないとの意思を明らかにした。26日付現地紙が報じている。 アエシオ氏の意向は、同氏の上院執務室で、現在党首代行を務めているタッソ・ジェレイサッチ上議と行った会談で明らかにされた。 アエシオ氏は、食肉加工会社JBS社 ...
続きを読む »東西南北
既に報じているとおり、テメル大統領の2度目の告発は回避された。ただ、大方がこの結果を予想できていたため、世間にはそれほど大きなインパクトをもっては迎えられていない。その証拠に、グローボ局は放送予定を変更して、9時のノヴェーラの代わりに生放送で下院での投票の様子を伝えていたが、それによって、通常の4分の1ほどの視聴者を失ったとか ...
続きを読む »四世ビザ、年度内解禁か?=法務省が制度導入の方針固め=下地衆議もツイッターでコメント
【既報関連】11月解禁予定とされてきた日系四世に対する在留制度の開始が、ここにきてずれ込む可能性が濃厚となってきた。朝日新聞19日付は、法務省が海外在住の日系四世向けに就労可能な「特定活動」の在留資格を与える制度を導入する方針を固めたと報じており、制度解禁は早くとも今年度内となりそうだ。 今月8日、訪日就労者情報援護センター ...
続きを読む »《ブラジル》移民作家中島さん=米国舞台の長編小説を発表=「グレート・プレーンズ」
サンパウロ市在住の中島宏さんが3作目となる長編小説「グレート・プレーンズ―大平原の物語―」(上・中・下)を9月に発表した。それぞれ468、432、467頁。中島さんは2011年には「ブーゲンビリア―遥かなる大地―」(上・下)、2015年には「クリスト レイ―約束の地―」(同)を発刊。どちらもブラジルが舞台で、主人公は日本人移民 ...
続きを読む »倫理の会=ブラジル人茶道師範ソウザ氏が講演=日本文化と精神を語る
ブラジル倫理の会(須郷清孝会長)が7日朝、日系パラセホテルでモーニングセミナーを行った。今回はブラジル人の茶道・生け花師範のヴァウデルソン・デ・ソウザ氏が「大自然から来た伝統」をテーマに日本文化とその精神について紹介した。 ソウザ氏は日本文化について「不均整」「簡素」「渋味」「自然」「幽玄」「脱俗」「静寂」と7つの特徴を挙げ ...
続きを読む »ブラジル日本語センター=全伯日語生徒の作品展示
ブラジル日本語センター(立花アルマンド理事長)が『第15回日本語祭り』を18から22日の5日間、同センターで開催した。会場内には全伯の日語学校生徒の力作が展示され、来場者を楽しませた。 今回は書道、硬筆、作文、絵画、漫画・アニメ作品の5分野に1717点の応募があった。その内約480点の入賞作品が会場に展示された。 来場した ...
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