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2017の記事一覧

《ブラジル》最高裁=議員停職の権限は議会に=判事投票6対5の大接戦で=カルメン長官が最後まとめる=アエシオ氏の今後は上院で

11日のカルメン・ルシア長官(Lula Marques/AGPT)

 11日、最高裁が、実際の審理を行う前の予備的措置として連邦議員に停職などの処分を下した場合、その実行には議会の承認が必要であることを決めた。同件の審理は大接戦で、最後にカルメン・ルシア長官が1票を投じた結果、6対5で決まった。13日付現地紙が報じている。  今回の審理は、9月26日に最高裁第1小法廷がアエシオ・ネーヴェス氏に下 ...

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格付会社S&P=「年金改革待ったなし」とブラジルに警告=改革遅れればさらに格下げも=大統領告発阻止の後に急ぐと政府

エンリケ・メイレレス財相(Wilson Dias/Agência Brasil)

 【既報関連】11月中の社会保障制度改革(事実上の年金改革)採決を目指し、ブラジル政府内で交渉、調整が続いている。そんな最中、世界3大格付会社の一つのスタンダード&プアーズ(S&P)が、社会保障制度改革が遅れれば、ブラジル国債(ソブリン債)の格下げが起こりうると警告する文書を送ったと、13日付現地紙が報じた。  政府の経済政策班 ...

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《ブラジル》N・Sアパレシーダ=最初の奇跡から300年=法王からも祝賀メッセージ

アパレシーダの聖堂でのミサの様子(Gilberto Marques/A2img)

 サンパウロ州内陸部のノッサ・セニョーラ・アパレシーダ市で12日、ブラジルの守護神で同名の聖像を巡る最初の奇跡から300年を祝うミサが行われ、フランシスコ法王からも金のバラとメッセージが贈られたと10、13日付現地紙、サイトが報じた。  パライバ・ド・スル川で漁をしようとした3人の漁師が、川の中からマリア像の胴と頭を見つけたとこ ...

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ブラジル人のポルトガル移住=ビザの発給件数が急増=同国不動産購入の動きも

 近年、経済危機のブラジルからポルトガルに移住する動きが広がっていると13日付ブラジル国内紙が報じた。  ポルトガル当局によると、同国には正規のビザを持ったブラジル人が、約8万人居住しているという。

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ブラジル五輪委員会=ヌズマン会長が辞表提出=逮捕で遂に長期政権終焉

 【既報関連】アンフェアプレー作戦第2弾で5日に逮捕されたカルロス・アルトゥール・ヌズマン・ブラジル五輪委員会会長が、11日に辞表を提出し、22年間務めた委員長職を去った。12日付現地紙が報じている。  辞表は、11日に開かれた委員会の会議中に読み上げられた。委員たちは既に、ヌズマン氏の罷免を求める意向で固まっており、屋外では会 ...

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東西南北

 12日は「聖女アパレシーダの日」として祝日だったが、本紙でも報じているとおり、今回は最初の奇跡が起こって300周年の記念の年ということもあり、注目度が高かった。ただ、どうやら熱かったのは信者の気持ちだけではなく、気候も同様で、この日のアパレシーダの日中の最高気温は36度を記録。サンパウロ州だと、このくらいの気温で年間最高クラス ...

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《ブラジル》CIATEコラボ会議=「日系人就労者の軌跡と未来」=(上)=訪日就労者子弟の教育環境

厚労省から感謝状を受取る二宮理事長

 国外就労者情報援護センター(CIATE、二宮正人理事長)が7、8日の両日、文協ビル小講堂で『2017年度CIATEコラボラドーレス会議』を開催した。CIATE設立25周年を迎えた今回のテーマは「CIATE設立25周年―日系人就労の軌跡と未来」。現在の在日日系人の雇用状況や教育問題などについて日本政府関係者、専門家が発表した。ま ...

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県連故郷巡り ブラジル/ポルトガル/日本=不思議な〃三角関係〃=第2回=世界から観光客増えるリスボン

一行に指さしてガイドするカルラさん

 リスボン生まれで25年間もガイドの仕事をするというカルラさん。セントロ地区の旧市街に一行を案内し、歴史的な建物の説明をし始めた。  日本人観光客が多いかと聞くと、「ほとんど毎日、日本人観光客のガイドをするわ。東京や大阪の人が多く、皆とても秩序だっていて感心する。期間が短いからだいたい見るものは同じ。ワインを飲んでバカリャウ(タ ...

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アマゾナス大で月見祭=学生が初めて企画

祭では、自分の名前を日本語で書いてくれる屋台も並んだ

 【アマゾナス州マナウス発】アマゾナス連邦大学(マナウス、UFAM)で先月14日、第一回「月見祭」が開かれた。日本文化や学科について知ってもらおうと日本語・日本文学科の学生が企画した初めてのイベントで、会場は多くの学生で賑わった。  同祭では、月見や天文学についての講演のほか、剣道、空手といった日本文化の紹介もあり、多目的広場に ...

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陶芸の里クーニャで工房巡り=申込み16日まで

昨年ツアーの様子

 トレンディ・ツーリズモ(関根いつ子社長)は、「陶芸の里クーニャ・窯めぐり」ツアーを21日に行う。  クーニャ市はサンパウロから約200キロ。約40年前に日本人とポルトガル人3名の陶芸家によって最初の登り窯が造られて以来、次々にアトリエが開かれ陶芸の町として知られるようになった。  ツアーでは、選りすぐりのアトリエを訪れ、登り窯 ...

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