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 今年で10年目を迎えたカエル・プロジェクト(中川郷子代表)。かつてデカセギ支援団体はいくつかあったが、いまでは事実上ここ一つになった。日本から帰国したブラジル人デカセギ子弟の社会適応を援助するため、カウンセリングやポ語授業を行っている珍しい団体だ。サンパウロ州教育局とブラジル三井物産基金の支援を受けているが、同代表によれば、活動継続のためにはより幅広い企業からの支援が必要だという。同プロジェクトの詳細はサイト(https://projetokaeru.org.br)。関心のある人は中川さん(電話=11・99963・5145、メール=kynakagawa@gmailo.com)まで連絡を。
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 ブラジル山形県人会会報12月号を見ていたら、サッカー日本女子代表を世界一に導いた名監督・佐々木則夫さんが、本人の要望で突然来館したそう。JICAによる招聘で、昨年9月に来伯していた。佐々木監督は同県出身だけに、《和やかな訛りありの会話で終始》したそう。リオ五輪で日本女子サッカーが惨敗した事に関しても、「ブラジル日系人の皆様のご期待に応えられなくて残念でした」との一言まで。県人会役員の機転で、サッカーボールをすぐに用意し、サインをもらったとか。力強い筆致で「夢に力を」との言葉も。〃県人会の宝〃としてガラスケースにいれて保管しているとか。