サンパウロ州海岸部のペルイーベ市で、元旦の朝、飲酒運転の軍警が交差点で事故を起こし、衝突された車が歩行者2人を撥ねて大ケガを負わせる事件が起きた。
現場近くに設置された防犯カメラの映像によると、事故が起きたのは1日の朝5時22分。バロン・デ・マウア街とサンペドロ街の交差点で、青年2人が横断歩道を渡っていたその時、画面手前から交差点に入った乗用車(バロン・デ・マウア街を直進)の右側側面後部に、サンペドロ街から猛スピードで入ってきた乗用車が衝突。その衝撃で、手前から交差点に入った乗用車は横断歩道上で向きが反転。歩行者2人を角にある店の壁まで跳ね飛ばした。
警察によると、画面右側から入ってきた乗用車を運転していたのは非番の軍警で、飲酒運転の上に、サンペドロ街を猛スピードで逆行して事故を起こした。
撥ねられた歩行者2人は複雑骨折を起こしており、通りがかりの人たちが呼んだ救急車で病院に運ばれた。2人共、壁に打ち付けられた時の衝撃で歯が何本か抜け落ちたが、命には別状はないという。
軍警は飲酒運転と傷害罪で起訴された。(4日付G1サイトより)
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