中東のアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに本社を置くエミレーツ航空(ティム・クラーク社長)が7月5日から、チリの首都サンティアゴ(SCL)への就航を始める。週5便で、ドバイ―サンパウロを経由する。
新たに就航が加わったことで、ドバイ―サンパウロ間の路線も週12便に増線する。伯、もしくはチリ国籍所持者は両国間をIDカード(国民証)のみで旅行できる。
同路線にはボーイング777―200LR型機が導入され、最大14トンの貨物積載量を有している。海産物や花、果物などチリの特産物の輸出促進などが期待されている。
新路線の開設について、クラーク社長は「サンティアゴは南米4番目の就航地となる。エミレーツが南米路線を強化する姿勢が現れている」と語った。